国内価格はどうなることか

噂のSwitch 2、初代Switchのソフトに対応か。機械学習もサポートする可能性

Image:Proxima Studio/Shutterstock.com

Nintendo Switchの後継モデル、通称「スイッチ2」が2024年発売の可能性が高まっているなか、注目が集まっているのが「前モデルとの後方互換性があるかどうか」だ。現行スイッチの豊富なソフトウェア資産がそのまま使えるかどうかが、ユーザーの購買意欲に大きな影響を与えるだろう。

その有無につき様々な噂が飛びかっているが、任天堂社内で後方互換性を検討している手がかりが発見された。

ゲーム業界の求人情報を調べることで知られるDoctre81は、2021年2月~2023年8月まで任天堂で働いていた元開発者のLinkedInプロフィールを見つけたと報告。この人物は進行中のプロジェクトを担当し、複雑さを減らし、パフォーマンスを向上させ、新機能を導入しつつ「既存の機能をすべて維持」するため再設計したという。

この進行中プロジェクトがスイッチ2だとすれば、「既存の機能をすべて維持」=現行モデルとの後方互換性を実現すると解釈できる可能性がある。

ほか、元開発者のLinkedInプロフィールには機械学習にも言及があり、スイッチ2にDLSS(低解像度でレンダリングし、機械学習により補完する超解像技術)採用という噂を裏付けているようだ。

また同人物のスキルには、機械学習推論を高速化・最適化するNVIDIA TensorRTもあり。さらにARMアセンブリに関する言及もあり、スイッチ2がNVIDIA Tegra系チップ(Armアーキテクチャ)を搭載するとの噂話とも符合している。

スイッチ2には2種類モデルがあり、2024年9月か11月に発売されるとのリーカー情報もあった。この人物は追加情報として内蔵カメラ関連らしきAR機能の搭載や、有機ELではなく液晶画面が採用されるなど、以前からの噂話を再確認している。

ちょうどソニーも小型・軽量化した新型PS5を発表し、新型Xboxも来年末に登場する見通しだ。しかし、スイッチ2も約6万円~との噂もあり、このまま円安がエスカレートすれば、日本ユーザーの財布には厳しくなりそうだ。

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