DLSSによりアップスケール？
Nintendo Switch後継モデル、後方互換性ありでFF7リメイクを「PS5並」に動作可能か
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Nintendo Switchの後継モデル（以下「スイッチ2」）の様々な噂が飛びかう一方で、スペックに関する情報はそう多くない。アクティビジョン・ブリザードCEOがPS4やXbox Oneに近いと示唆したものの、推測の域を出ないと見られている。
しかし著名リーカーが、スイッチ2は現行モデルよりパワー面で大きく飛躍する可能性をほのめかしている。
信頼性の高いリーカーI’m A Hero Too氏は、大手掲示板Redditに出現。自らを詐称する人物が『Bloodborne』（フロム・ソフトウェア開発/SCE（当時）販売）リマスターに関する噂をDiscordでばら撒いていると主張し、自分はソニーの情報は何も持っていないと述べている。
ちなみにI’m A Hero Too氏は『ペルソナ3 リロード』（セガの子会社アトラスが開発）の存在を、正式発表の数日前に的中させていた。
続けてI’m A Hero Too氏は、スイッチ2に関する情報を発信。1つには、開発キットの話だ。
それは少し前から開発者の手に渡っており、いくつかのゲームで後方互換性（前モデルのソフトが動く）を確認したとのこと。先月初めにも別の情報源が「主要なパートナースタジオに提供されている」と主張していたが、後方互換性に関しては不明だった。
その一方で、「新しいカートリッジと新しいカメラ機能」も搭載されるという。
このうちカメラ搭載については先日も噂話が伝えられていたが、情報源は“「ペルソナ3 リロード」をリークした人物“とのことで、I’m A Hero Too氏を指しているのかもしれない。また後方互換性と新カートリッジは矛盾するようだが、かつてニンテンドーDSはGBA用とDS用のカートリッジ両方に対応していた。
さらに興味深いのは、スイッチ2の開発キットは『FINAL FANTASY VII REMAKE』をPS5のゲームのように動かせていた、という発言だ。「移植には時間がかからなかった」と聞いており、ローンチタイトルの可能性もあるという。
スイッチ2は「据え置き機と携帯機」のフォームファクタを引き継ぐと予想されていることから、性能の上限も高くはできず、PS5並のゲームが動くというのは疑わしくも思える。
が、スイッチ後継モデルが超解像技術（低い解像でレンダリングし、高解像度にアップスケールする）DLSSに対応する手がかりは発見されていた。PS4と同等のハードウェアであれば、1080pでゲームを動作させ、DLSSにより解像度を底上げすることはあり得るだろう。
すでにスイッチ2に関しては、8インチ液晶や512GBストレージ搭載など、製造コストや昨今のゲーム容量から考えて現実味のある予想も伝えられてきた。6月には任天堂の古川社長が「スイッチ次世代機」に触れていたこともあり、そろそろ公式に何らかの動きがあってもおかしくはない。
