Apple Watch以上Galaxy Watch5未満?

Google「Pixel Watch」のバッテリー持ちは約24時間か

Image:Google

Google初のスマートウォッチ「Pixel Watch」は今年後半に、おそらく次期スマートフォン「Pixel 7」シリーズと同時に発売が予想されている。本製品にはGoogleが買収したFitbit製品と同等の健康センサーが搭載される見通しだが、バッテリー持続時間は(数日は持つ)Fitbitには及ばない、との手がかりが発見された。

Pixel WatchにFitbitのフィットネス機能が統合されているのは、5月の発表時に明らかになっていたことだ。Googleは開発者イベント「Google I/O」で、Pixel WatchがFitbitの心拍モニタリングやアクティビティトラッカー、睡眠モニタリングなど機能を引き継ぐことを事実上認めている。

また、背面のセンサー類もFitbitと酷似しており、ハードウェアも流用している可能性がある。さらにPixel Watch専用ウォッチフェイス(時計盤)のリーク画像では、Fitbitとの統合を強調するアイコンも確認されていた

さて今回の情報は、米9to5GoogleがFitbitアプリの最新版(バージョン3.65)を解析したところ、Pixel Watch向けの夜の充電リマインダに関する追加テキストを発見した、というものだ。このオプションを有効にすると、Fitbitアプリは「就寝時刻の目標」の少し前に、スマートウォッチを充電するよう通知を送ってくるという。

具体的には「Pixel Watchのバッテリーが残り少なくなり、一晩の睡眠を記録できない場合、就寝目標前に通知を受けることができます」との通知が受けられる、とのことだ。

さらに「ウォッチの充電時間:一晩の睡眠を記録するためには、少なくとも30%の充電が必要です」との通知もあるという。この睡眠時間が8時間だとすれば、Pixel Watchのバッテリー持ちは、およそ24~26時間程度と推定できるわけだ。

Pixel Watchはバッテリー容量が300mAhと噂され、Galaxy Watch4の40mmモデル(watchOS 3搭載)が247mAhで最大40時間(サムスン公称)であることから、それ以上のバッテリー持ちとの予想もあった。だが、それより短くなるようだ。

もちろんGalaxy Watch5 Proの約80時間には遙かに及ばないが、Apple Watchの公称18時間よりは持つことになる。むしろ、最大の競合となるApple Watchを基準として、それを少し上回れば十分と判断されたのかもしれない。

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