酸素飽和度や心電図も計測できる可能性

Google「Pixel Watch」はFitbit Charge 5と同じ健康センサーを搭載か

Image:Fitbit

ここ数年、開発が噂されていたGoogleのスマートウォッチ「Pixel Watch」。すでに商標登録が確認され、リークされたレンダリング画像を裏付けるように実物と思しきデバイスの写真も公開されており、「噂」の域を脱していると言っていい。もはや製品名やデザインよりも、どのようなハードウェアやソフトが搭載されるか?に関心が移っている段階だ。

そうした既出の画像や写真などから、Pixel WatchにはFitbitの健康管理トラッカー「Charge 5」や「Luxe」に近い健康関連センサーが搭載されている可能性が高い、との推測が浮上している。

最近のスマートウォッチにおいて重視されているのは、人体から健康に関するデータを読み取るセンサー類だ。Pixel Watchについての手がかりの1つは、その背面センサー(らしき部分)が、Fitbit Charge 5やLuxeと全く同じではないにせよ、非常によく似ていることである。

Pixel Watchの背面には4つの四角い窓があり、うち左から2番目の長方形は白く、内部は他の3つよりもわずかに幅が狭くなっている。この構成は、Fitbitの非スマートウォッチ型健康管理トラッカーの背面センサーとも一致している。

Charge 5とLuxeには、光学式心拍計や血中酸素飽和度(SpO2)監視用センサー、皮膚温センサーや多目的電気センサーが搭載されている。これにより心拍数の追跡および記録や、最大酸素摂取量を測ることができるわけだ。

またCharge 5とLuxeには多目的電気センサーが搭載され、心電図を取ることもできる(国や地域により対応状況が異なる)。これがPixel Watchでは、中央のセンサーを取り囲む半円の部分(電極)に相当しており、計測の際はApple Watchのようにリュウズに指を当てるのかもしれない。

Googleは、Fitbitを買収して傘下に収めており、同社の製品に採用されたセンサー類を流用しているとすれば、Fitbit用のアプリばかりか同社の製品を愛用していたユーザーも、蓄積した健康データを引き継ぐのは難しくないとも思われる。

またハードウェアの再利用は、コスト削減にも貢献しやすいはず。もちろん流出したPixel Watchは試作品にすぎず、製品版は別のセンサーが使われる可能性も否定できないが、手頃な価格になればApple Watchにとって強力な対抗馬となりそうだ。

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