さらなる人員削減の可能性も?

Googleがおよそ1,000人の人員削減を実施。ハードウェア部門再編のため

Image : Google

Googleは、Pixelスマートフォン、スマートホーム、ウェアラブルデバイスをそれぞれ扱う3つのハードウェア子会社を、ひとつに統合する組織変更を行った。これにより、Fitbitの共同創設者James Perk氏とEric Friedman氏、その他管理職がGoogleを離れるという。

また、Googleはこのハードウェア部門と、コアエンジニアリング部門、Google Assistant部門でそれぞれ数百人の人員を削減したことを、The Vergeに対し認めたとのことだ。ただ、Googleは他の部門でもさらに削減を行う計画があるかは明らかにしなかった。

Googleの広報担当者であるCourtenay Mencini氏は、「多くのチームがより効率的でより良い仕事をするために変更を加えた」「一部のチームは継続的に解雇を行っている」と述べているため、今後もさらに人員削減が発表される可能性はありそうだ。

Googleの親会社Alphabetは、昨年9月時点で18万2,381人を雇用していたため、およそ1,000人といえば全体の0.5%にすぎない。Googleは昨年1月当時、全体の6%にあたる約1万2,000人を削減していた。

また、テクノロジー業界全体を見ても、人員削減の嵐は2023年を通じて吹き荒れており、要因はそれぞれ異なるものの、最近だけでも米AmazonマイクロソフトSpotify、ゲームエンジンのUnity、GM傘下のCruiseなど枚挙に遑がない。

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