折りたたみ式iPhone、買いますか?
折りたたみiPhoneついに登場か。今夜のアップルイベントで発表が予想される新製品をおさらい

アップル新CEOのジョン・ターナス氏は、日本時間9月10日午前2時より開催するイベント「おはよう世界。(Surprise and shine)」が、「大規模な発表」になると予告している。本記事では、このイベントでの発表が予想されている製品について、これまでのうわさをおさらいする。
iPhone 18 Pro / iPhone 18 Pro Max
毎年この時期にアップルが開くイベントは、新しいiPhoneのために催されている。ただ、今年は折からのRAM・ストレージ不足などの要因により、標準モデルのiPhoneの発売は遅れると言われているが、上位モデルのiPhone 18 ProおよびiPhone 18 Pro Maxは例年どおり発表される見込みだ。
iPhone 18 ProとiPhone 18 Pro Maxには、ともに新世代のA20 Proチップの搭載が予想されている。
また、iPhone 18 Pro Maxのカメラには、数年前からうわさになっていた可変絞り機構が組み込まれると言われているが、iPhone 18 Pro Maxにこれが搭載されるかは不明だ。
外観的には現行のiPhone 17 Pro、iPhone 17 Pro Maxから大きな変化はなく、iPhone 18 Proは前年モデルの保護ケースがそのまま使える可能性があるという。一方、iPhone 18 Pro Maxは新しい可変絞りレンズと、容量を増したバッテリーを内蔵するために若干厚く、また重くなる可能性がある。
本体カラーは新色としてダークチェリー、ライトブルー、シルバーの登場がうわさされているが、5月にリークされたiPhone 18 Proのダミーモデルにあったブラックは、製品には用意されない模様。また、iPhone 17 Proモデルではつや消しガラスの背面とアルミニウムケースのコントラストが鮮明だったが、今年のモデルではそれが目立たなくなるとも言われている。
昨年のモデルに比べると、iPhone 18 Proモデルの価格は上昇すると予想される。MacやiPadはすでに値上げされており、iPhoneもおそらく、100ドルから300ドル程度の値上げが行われると見込まれている。
折りたたみ式iPhone
売れるかどうかはともかく、発表が予想される中で最も注目度が高いのが折りたたみ式iPhoneだろう。アップル初の折りたたみ式デバイスは、これまでのうわさでは「iPhone Ultra」とも呼ばれてきたが、正式名称がどうなるかはまだわかっていない。
形状はiPad miniを半分に折りたたんだようなブック型になるとされ、具体的にはサムスンのGalaxy Z Fold8にもよく似た形態になると言われている。デザイン的には、iPhone Airの流れを汲むものになると予想されており、チタン製の縁取りやスッキリとした外観が特徴になる見込みだ。
性能面はiPhone 18 Proとほぼ同等で、同じA20 Proチップ、冷却用のベイパーチャンバー、C2モデムを搭載すると言われている。
ディスプレイは折りたたんだ状態のときに使用する背面側が5.5インチOLED、開いた際に使うメインディスプレイは約7.8インチのOLEDになる模様で、折りたたみ部分には耐久性の高い液体金属ヒンジを採用するとも言われている。
また、折りたたみディスプレイを採用するにあたり、生体認証システムはFace IDではなく電源ボタン一体型のTouch IDになる模様だが、この情報は確定的には伝えられていないため、発表で特に注目されるところかもしれない。
ちなみにカメラ機能も望遠カメラが省略されると言われており、これも折りたたみ式にするための妥協点と言えそうだ。本体カラーは2色が用意される模様だが、こちらもあくまでうわさとはいえ、やや物足りないかもしれない。
折りたたみ式iPhoneの価格は報道によってバラつきがあるが、2000~2500ドル前後と伝えているのが多い印象だ。仮に2500ドルとして、記事執筆時点のレートで日本円に換算すると約38万6000円となるが、実際の価格設定はアップルの戦略にもよる。いずれにせよかなり高額にはなりそうだ。
Apple Watch Series 12
Apple Watch Series 12について予想されているのは、新世代チップの搭載や128GBストレージの採用、バッテリー駆動時間の改善、健康・フィットネス機能の強化、セラミックケースの復活、センサー関連の改良といったところだ。
このなかで注目ポイントといえば、新しいセンサー群の採用により、心拍数の常時的なデータ収集を利用した新しい健康指標が示されるところだろうか。うわさでは新たにユーザーの体調が運動に向け準備万端かを示す「Readiness」アプリが用意されるとも言われている。
Apple Watch Ultra 4
Apple Watch Ultra 4もApple Watch Series 12と同様に発表が有力なモデルだが、現行モデルからの改良点は少々地味かもしれない。予想されているのは新世代チップの搭載、健康・フィットネス機能の強化、バッテリー効率の改善、衛星通信によるAppleマップやMessagesの機能向上など。
AirPods 5
アップル製ワイヤレスイヤホンのスタンダードモデルとなるAirPodsにも、新型となるAirPods 5の登場が予想されている。
8月にはmacOS 26.7のリリース候補版からAirPods 5に関する記述が見つかったと報じられ、Bloombergのマーク・ガーマン氏はXへの投稿で、 AirPods 5は引き続き2種類で提供されると発言している。1つはアクティブノイズキャンセリング機能を搭載し、もう1つは搭載しないということだ。
さらにカメラを搭載した新型AirPodsが開発中だという噂もあるが、それは将来的な話であり、少なくとも今年の新製品には採用されない模様だ。
新スマートホームハブ
アップルがスマートホーム用として、7インチ前後のディスプレイを備えるスマートホームハブ製品を開発中とのうわさが出ている。それはiPadのようなディスプレイとHomePodを組み合わせたスマートディスプレイ的なもので、アップルのスマートホームエコシステムの中央制御ハブとして機能し、カメラや人感センサーによって近くにいるユーザーを認識しSiriとやり取りするための新しいインターフェースを提供すると予想されている。
ただこの製品は、今回のイベントで発表される可能性もあるが、10月以降の発表になる可能性が高いとみられている。もし発表されれば、このイベントで最もサプライズな製品になるかもしれない。
Apple TV 4K / HomePod mini 2
Apple TV 4KとHomePod mini 2も、今回のイベントで発表される可能性はあまり高くないが、うわさはあるという状況だ。Apple TV 4Kについては、新しいプロセッサーやApple Intelligence/Siri関連の機能強化が予想されている。HomePod mini 2は、macOS 26.7 RCのコードから本体色に関する情報がみつかっている。

ちなみに今回のイベントは、アップルの日本語サイトでは「おはよう世界。」という、いまいちピンとこないタイトルになっているが、もともとの英文では「Surprise and shine.」と銘打たれている。これは「Rise and shine.(さあ起きてシャキッとしなさい、的な意味)」をもじったものと考えられる。
「Surprise and shine.」は、折りたたみ式iPhone(あるいは他の何か)という、目の覚めるような驚きの新製品の発表と、ジョン・ターナス新CEO体制となったアップルの輝かしい新章の幕開けをイメージして付けられたタイトルなのかもしれない。
