液晶モデルはダウンロード専用?

Switch後継機、液晶と有機ELモデルの2種類? 2024年の早い時期に発売か

Image:Juan Ci/Shutterstock.com

Nintendo Switch後継モデル、通称「スイッチ2」に関しては、本体性能を抑えつつDLSS(超解像技術)により見かけの解像度を上げるなど、様々な予想が伝えられてきた。すでに現行モデルが発売から7年目で、ライフサイクルの終わりに差し掛かっているなか、次世代機が準備中であることは確実だろう。

そんななか、スイッチ2がサムスン製の有機ELディスプレイを搭載し、2024年の「早い時期」に発売となる可能性が高いとの噂が報じられている。

経済専門サイト朝鮮ビズ(ChosunBiz)は、任天堂がサムスンディスプレイと次世代有機ELパネル供給につき交渉中と報じている。

任天堂は当初、中国BOEをサプライヤーとして検討していたが、サムスンがBOEを相手取った特許侵害訴訟による損害賠償のリスクからサムスンに切り替えたとのことだ。交渉を始めたのは12月1日とされており、急きょ決断が下されたようだ。

スイッチ2は8インチ液晶画面を搭載するとのリーカー情報もあり、今回の報道と矛盾しているようにも思える。一方で、通常モデルとダウンロード専用モデルの2種類との噂話もあった

これらを総合すれば、安価な液晶モデル(ダウンロードのみ)と高価な有機ELモデル(カートリッジスロットあり)の2タイプがある可能性が浮上する。それは、ちょうど現在のスイッチ通常モデルと有機ELモデルという構成を引き継ぐ形でもある。

次にスイッチ2の発売時期は、ほとんどの手がかりが2024年後半だと示唆している感があった。だが、信頼性の高いリーカーRevegnus氏は「スイッチ2は来年の早い時期に来るようだ」と述べている。

https://twitter.com/Tech_Reve/status/1731608858467111153?s=20

今年初め、任天堂の古川俊太郎社長は、スイッチ2の発表から発売まで、さほど時間がかからないと示唆していた。もっとも、現行スイッチが「NX」として発表されてから発売まで2年も掛かったことと比べてであり、その時期には幅があるだろう。

先月、古川社長はスイッチ2に関する噂話が「不正確だ」と述べていた。裏返せば、それほど次世代機への期待が高まっていることを認識しているのだろう。年末年始の商戦期が終わったタイミングで何らかの発表があるのか、注視したいところだ。

関連キーワード: