「競合他社ハードより安い」強みがなくなる?
Switch後継機、2種類あるかも。2024年後半に約6万円から発売のうわさ
Nintendo Switchの後継モデル、通称「スイッチ2」が準備中であることは、現行ハードが発売から7年目を迎えてライフサイクルの末期にあるため有力視されている。すでにゲームイベントで技術デモの内覧会が行われたとの証言も複数あるほか、PS5やXbox Series X|Sとのマルチタイトルが開発中との噂もあり、焦点は「いつ発売されるか」に移っている。
そんななか、スイッチ2は2024年9月~11月に2種類のモデルが発売されるとの予想が報じられている。
Discordユーザーの「SoldierDelta」氏が、任天堂の新型ゲーム機(開発コード名「NG」)が、2024年9月24日に発売を目指していると主張した。ただし、2024年11月になりうる可能性もあるという。
さらにローンチ時には2つのモデルが用意され、通常モデルの米国価格は449ドル(約6万7000円)、ダウンロード専用モデルは400ドル(約6万円)になるとのことだ。
このSoldierDeltaという人物は、コーエーテクモの新作アクションRPG『Rise of the Ronin』(Team Ninja開発)の発表前に正確な情報やゲーム画像を、著名リーカーThe Snichに伝えていた実績がある。
逆にいえば「コーエーテクモの内部情報」を得られると証明したに過ぎないため、今回のリークも鵜呑みにすべきではないだろう。
とはいえ、9月末に任天堂の米国法人が小売・マーケティングのインターンを募集するページを公開。そこで「6月から8月までのプログラム期間中は、指導、ネットワーキングの機会、そして会社全体から集まる業界のリーダーたちとの触れ合い」とあることから、来年6月~8月に新製品に関する大規模な宣伝キャンペーンが予定されているとの推測もあった。
スイッチ2が2024年後半に発売される見通しは、海外ビデオゲームサイトVGCの情報筋も主張していたことだ。上記の「技術デモ」前にも大手ゲームスタジオに開発キット配布が噂されていたことから、ゲームの開発・移植にかかる時間を考慮すれば、ローンチ時期が来年末というのは辻褄が合いそうだ。
しかし、廉価モデルでさえ6万円という価格設定は、ここ最近の任天堂ハードが持つ「競合他社より安い」利点が失われる懸念もある。今後の、さらなる続報を待ちたいところだ。
- Source: Wccftech