次期13インチMBPのデザインが一新されるかどうか不明

次期13/15インチMacBook Airと13インチMacBook Pro、「M3」チップ搭載か

Image:Wirestock Creators/Shutterstock.com

これから(2023年3月時点)数ヶ月以内に新型の13インチ/15インチMacBook Airが発売されることは、「4月」説「晩春から夏にかけて」説の2つあるものの、識者の意見がおおむね一致している。が、搭載プロセッサーについては依然として不透明なままだ。

そうしたなか、13インチ/15インチともに未発表プロセッサー「M3」チップが搭載。それに加えて、次期13インチMacBook ProにもM3が採用されるとの噂が報じられている。

米9to5Macの「独立した情報源」によれば、新型13インチMacBook Air(コードネーム:J513)はM3チップ搭載とのこと。本製品は、同じくM3チップ搭載の15インチモデル(コードネーム:J515)と同時に発表される予定だと伝えられている。

有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、15インチにはM2およびM2 Pro搭載もあり得ると述べていたことがある。またBloombergのMark Gurman記者も、M2チップかM3チップかをぼやかしていた

しかし、今回の情報筋は、新型13インチと15インチモデルともにエントリーレベルのM3チップが搭載されると主張している。このチップはM1やM2と同じように、8コアのCPUを搭載する予定とのことだ。M2チップはM1からCPUコア数を据え置きつつ、最大GPUコア数を増やしていたが、M3も同じ方向性かもしれない。

また新型MacBook Airは、どのバージョンにも「M3 Pro」のような強化版チップが搭載される兆候はないという。冷却ファンを内蔵しているM2 13インチMacBook Proも重度のサーマルスロットリング(過熱による破損を防ぐため、動作クロック周波数を落とすしくみ)を起こしていたため、ファンレスのAirでは、より発熱が高い可能性があるProチップは無理があるのかもしれない。

ほかM3チップ搭載デバイスとしては、13インチMacBook Pro後継モデル(コードネーム:J504)が開発中だという。こちらにも、8コアのM3チップが搭載される予定とのこと。アップル社内では「Pro」ブランドを外すことが検討されたが、結局は断念されたそうである。

この情報源は、新型13インチMacBook Proのデザインには言及していない。現行のM2モデルは筐体や外部ポートが数年前のインテルチップ版からほぼ変わらず、他のMacBookでは廃止されたTouch Barが未だに残り、最新のMagSafe 3充電にも対応していない。次期モデルでは、これらの一部あるいは全面的なリニューアルが望まれそうだ。

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