ストレージ128GB~は価格を抑えるため?
「Pixel 8」シリーズ、ストレージ容量は変わらずか。本体カラーも各3色の噂
Googleは今年後半、おそらく10月に次期フラッグシップ機「Pixel 8」シリーズを発表すると予想されている。5月の開発者会議Google I/Oでの予告こそなかったが、すでにリーク情報は次々と届けられてきた。「Pixel 8」と「Pixel 8 Pro」ともにディスプレイは小型化し、充電速度が強化される等である。
そんななか、両機種の搭載ストレージ容量やカラーバリエーションに関する噂話が報じられている。
ドイツメディアのWinfutureの情報源(「過去に何度か信頼できる情報を提供」してきたとのこと)によれば、Pixel 8の内蔵ストレージは128GBと256GBの2種類とのこと。かたやPixel 8 Proは、128GB/256GB/512GBと3つのオプションが用意されるそうだ。つまり、Pixel 7/7 Proのストレージ構成と変わらないことになる。
このうちPixel 7の最小容量が引き続き128GBに抑えられるのは、Googleが「特に厳しい経済状況のなか、可能な限り高い販売台数を目指す」戦略ゆえだという。Pixelスマホは性能が飛び抜けてはいないものの「価格の割には」コストパフォーマンスが優秀なため、妥当な方針とも思える。
カラーバリエーションに関しては、標準モデルPixel 8は「Licorice(リコリス)」、「Peony(ピオニー)」、「Haze(ヘイズ)」の3色。そしてPixel 8 Proは「Licorice」、「Sky(スカイ)」、「Porcelain(ポーセレン)」とのこと。
これらの色は、以前報じられたPixel 8シリーズ用の壁紙の色ともほぼ一致している。一部は異なっているが、Googleは開発中に呼び方を変える可能性があり、実際の色は同じかもしれない。
最後の情報は、Pixel 8シリーズが10月に発売されることと、少し値上げになるという見通しだ。こちらも、著名リーカーの主張とおおむね符合している。具体的にはPixel 8の米国価格は649ドル~となり、Pixel 7の599ドル~より50ドルのアップということだったが、これはPixel 6aからPixel 7aの値上げ幅と同じである。
ほか10月には、Googleの2代目スマートウォッチ「Pixel Watch 2」や、忘れ物タグ「Grogu(社内コード)」が発表・発売される可能性がある。Googleもアップルのようにスマホ/時計/Bluetoothトラッカーという、自社エコシステムを築き上げる狙いがありそうだ。