円安のため国内価格はかなり値上げ?

「Pixel 8」は少し値上げの可能性。指紋認証は“超音波式”で速度向上か

Image:Google

Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 8」シリーズは、スケジュールが例年通りであれば10月に発表される見通しだ。すでに新機能など様々な情報がリークされてきたが、価格も少し上がると有名リーカーが主張している。

リーカーのYogesh Brar氏は、Pixel 8の画面サイズが6.17インチで「Tensor G3」チップを搭載すること、バッテリー容量や充電速度も微増すること等をツイートしている。そこまでは、これまでの噂話の再確認である

だが、興味深いのはベースモデル(ストレージ128GB版)の米国価格が649ドルと付け加えていることだ。この価格はPixel 6やPixel 7の599ドルから、50ドルのアップとなる。このツイートを鵜呑みにはできないが、Googleが値上げする可能性は十分にあるだろう。

5月に発売されたPixel 7aの米国価格は549ドルで、Pixel 6aから50ドル値上げされている。確かにワイヤレス充電対応や顔ロック解除など改良も加えられていたが、Pixel aシリーズの「他社ミドル機よりも安い」という強みが少し失われた。

もっとも、Brar氏はメインカメラが「50MP(GN2)」、すなわち解像度はPixel 7と同じながらも新型センサーを搭載するという別の情報源のリークを裏付けている。このセンサーはサムスン製「ISOCELL GN2」であり、スタッガードHDR(3つの異なる露出で撮影し、最終的に1つの画像に結合する技術)に対応するものだ。

また、今回のリークは指紋センサーを超音波式に切り替えるとも主張している。一般的に超音波式は光学式よりも認証速度が速く、使いやすさを向上させるはずだ。

これらの予想が本当だとすれば、50ドルの値上げは受け入れやすくなるだろう。上位モデル「Pixel 8 Pro」の価格情報も待ちたいところだ。

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