コード名「グローグー」は小型製品のため?

Google、AirTagのような忘れ物トラッカーを開発中か

Image:Ink Drop/Shutterstock.com

アップルの忘れ物トラッカー「AirTag」は、時として悪用が報じられるほど普及が進んでいる。Googleがそれに対抗すべく、新たなBluetoothトラッカー製品を開発中との噂が伝えられている。

GoogleがAndroid製品につき「デバイスを探す」機能の強化に取り組んでいる手がかりは、昨年中頃から見つかっていた。たとえば世界中のAndroid端末をつないで「探す」ネットワークを構築中であるとの噂や、直近の位置情報に関するレポートの暗号化に対応(紛失したAndroid端末の場所を、持ち主のみに分かるよう暗号化する可能性を示す)等である。

また同社は、Pixel 6 Pro以降のハイエンドスマートフォンにUWB(超広帯域無線)技術を搭載している。今のところ高級車のロック解除や友人へのファイル送信といったニッチな用途にしか使われていないが、UWBはアップルが最近のiPhoneやAirTagに搭載し、細かな距離や方向まで分かる精密検索を可能にしている技術である。

さて、米9to5Googleによれば、GoogleはAirTagと競合し、PixelスマホのUWBを活用すべく、独自の忘れ物トラッカー製品を開発しているという。この情報は、Android開発者でありPixel関連リークを精力的に行うKuba Wojciechowski氏が提供したものだそうだ。

このトラッカーは社内コード名「Grogu」(『スター・ウォーズ』の人気シリーズ『マンダロリアン』に登場するグローグーにちなんでいるようだ)、別名「GR10」あるいは「Groguaudio」として開発中とのことだ。そして開発はNestチームが主導しており、複数のカラーバリエーションが用意されている可能性があるとも伝えられている。

このうち「Groguaudio」というコードネームは、スピーカーを内蔵する可能性を示唆しているようだ。アップルのAirTagにも内蔵スピーカーがあり、持ち主に位置を知らせる一方で、不審者に悪用された場合の対策も兼ねている。これまで忘れ物トラッカーにスピーカーが実装されることは一般的とは言えなかったが、Googleもアップルを見習っているのかもしれない。

Google純正の忘れ物トラッカーがいつ発売されるのか、いつ頃から開発されているのか、現時点では不明である。とはいえ、同社はスマートスピーカーNest HubにUWB機能を搭載した後継モデルを2023年秋~2024年春に発売すると噂されており(こちらもアップルのHomePod miniに続くものだ)、同じくUWBを採用したトラッカー製品を近い時期に発売してもおかしくはなさそうだ。

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