高くても5万円程度?

「Nintendo Switch 2」価格がカナダの小売店からリーク?

Image:任天堂

Nintendo Switchの後継機「Nintendo Switch 2」は、5月~6月に発売とみられている。まず4月2日の「Nintendo Direct」にて詳しい情報を明かし 、全世界的に体験イベントを同月に行うためだ。ちなみに、米国では体験イベントが最速で4日から開催され、日本はそれよりも遅い。

いまだに価格は不明のままだが、カナダでの小売価格を示す可能性がある画像がネット上に出回っている。

これはカナダのコストコで働く人物からの情報として、任天堂ファンの集うコミュニティFamiboardsに投稿されたものだ。1枚目の画像には「Nintendo Switch place holder」として499.99ドルとある。この金額はカナダドルで、各地のレートに換算すれば約350米ドル、340ユーロ、約5万3600円となる。

Image:Famiboards

そして2枚目の画像にはPCの在庫データベースらしきスクリーンショットが写っており、こちらにも「Nintendo Switch place holder」と499.99ドルという文字列が並んでいる。

プレースホルダー(place holder)とは正式なデータが入る前の仮置きに過ぎず、最終的にスイッチ2が499.99カナダドルになると保証するものではない。とはいえ、おそらく小売店から初めての画像を伴うリークであり、これまでの裏付けがない噂話とは一線を画している。

もっとも、任天堂は価格設定を国や地域ごとに変えており、ストレートに為替レートを反映しているわけではない。現行スイッチの場合、日本では3万2978円(税込)だが米国では299.99ドル=約4万5000円、カナダでは399.99ドル=約5万3000円(以上、2月12日現在)とかなりの差が開いている。

今回の情報が本物だと仮定し、任天堂が「現行スイッチ比でどの程度の価格とするか」と考えているとすれば、スイッチ2は現行モデルから25%の値上げとなる。国内価格に直せば、約4万1000円といったところだ。

この価格は、スイッチ有機ELモデルの3万7980円と比べて安すぎるようにも思える。コストダウンのためにも初期モデルは液晶ディスプレイを搭載し、後に有機ELバージョンを投入するとの噂もあった

任天堂の古川社長は2025年3月期の決算説明会にて、「お客様が任天堂製品に期待されるお求めやすい価格についても考慮しなければなりません」と発言していたが、そこまで高くならないと期待したいところだ。

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