見かけはiPhone 14、中身はiPhone 16?

「iPhone SE 4」用と称するケース画像が登場。背面カメラはシングル、アクションボタンなしか

Image:WML Image/Shutterstock.com

アップルが廉価モデル「iPhone SE 4」を2025年初めに発売するとの噂が相次いでいるなか、著名リーカーがそのケースと称する画像を投稿した。完全に新規となる要素は含まれていないが、これまで予想を裏付ける内容となっている。

Sonny Dickson氏はXにて、「アップルiPhone SE 4」と書かれたケース画像をシェアしている。同氏は未発表のアップル製品に詳しく、iPhone 15のダミーモデル写真も後に正式公開された本物と符合していた

背面カメラはシングル

iPhone SE 4はiPhone 14のデザインがベースとなるが、背面カメラはデュアルではないと予想されている。つまり、超広角カメラは搭載されないということだ。

その一方で、メイン(広角)カメラは現行モデルの12MPから48MPへと強化。これにより光学等倍で48MPセンサーをそのまま使い、光学2倍ズームは央部分の12MPを切り出すことで実現する可能性が高い。

サイレントスイッチは物理式のまま

以前iPhone SE 4にはアクションボタンが搭載されるとの噂もあったが、最近ではそうではないとのリーク情報もあった。今回の写真も後者を裏付けるように、ケースの左上にはサイレントスイッチ用の開口部がまだある。

カメラコントロールボタンなし

iPhone 16に導入された新たな「カメラコントロール」ボタンが、iPhone SE 4に搭載されるとの情報はなかった。今回のケースも同様であり、右下には開口部がなく、アップル純正ケースのような導電層を重ねたサファイアクリスタル部分も見当たらない。

iPhone SE 4は6.1インチの有機ELディスプレイ、USB-Cポート、48MPカメラ、Face IDやA18プロセッサー/RAM 8GBを搭載しつつ、米国価格は500ドル前後だと予想されている。ほぼ「iPhone 14の画面を持ち、背面カメラを1つ減らしたiPhone 16標準モデル」であり、コストを抑えるためにもアクションボタンやカメラコントロールを採用しないのは理に叶っているだろう。

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