「Apple Watch Ultra 3」の噂はほぼ皆無

「Apple Watch Series X」、42mm/46mmの新サイズ?ケースはチタン/セラミック製の二択か

Image:Hadrian/Shutterstock

アップルが9月10日深夜に開催する「時が満ちる。」イベントでは、次期「iPhone 16」シリーズのほか複数のデバイスが登場すると予想されている。その1つであるApple Watch10周年モデル「Apple Watch Series X」のデザインやサイズの詳細に付き、新たな噂が伝えられている。

著名リーカーMajin Bu氏はXにて、「Apple Watch 10の変更点」を箇条書きで投稿している。同氏はアップルの未発表製品につき盛んに情報を発信しているが、当たり外れはあり、的中率は100%ではない。

まずApple Watch Series Xの新サイズは42mm/46mmになるという。ディスプレイは曲面のままで、「Apple Watch Ultra」モデルのようにフラットではないとのこと。

さらに本体が薄くなりつつ、スピーカーは2つのままだが形状はApple Watch Ultraに近づくという。これまでの標準モデルでは直線だったが(デジタルクラウンの反対側にある)Ultraのように穴の開いたデザインになるようだ。

また本体は薄くなり、全体的に丸みを帯びた形状になると述べている。それは「バンドに合わせて角度が大きくなる」ことに伴うとされ、バンド取り付け方式が変更になるとの噂とも符合している。これが本当であれば、旧バンドが使えなくなる可能性がある。

ケース素材についてはステンレススチールを完全に廃止し、チタンに変更する一方、セラミックモデルも用意するとのこと。本体色はゴールド、ブラック、スターライト、そして「オリジナルカラー」になると伝えている。

これに先立ち、Majin Bu氏はApple Watch Series 10とSeries 9のサイズを比べる画像をシェアしていた。既存の41mmと42mm、45mmと46mmの差が数字以上に大きくも見えるが、ベゼルが薄くなっているためかもしれない。

今回のリーク情報や画像は、複数の識者が伝えてきた「より大きな画面」や「本体が薄くなる」、「デザイン自体はあまり変わらない」との予想とも符合している。ただ、大型モデルはApple Watch Ultra(49mm)とほぼ同じサイズになるとの噂とは食い違っている。

いまだに次期「Apple Watch Ultra 3」の情報は乏しいままだが、もしもApple Watch Series 10が大型化しつつケースがチタン製になるとすれば、頑丈さやバッテリー持続時間のほかは差別化が見いだしにくくなるだろう。「時が満ちる。」イベントまであと数日だが、それまでに新たな情報が伝えられないか注視したいところだ。

関連キーワード: