Apple Watchと同じ展開に

「Pixel Watch 3 XL」予想CGが登場。画面は1.45インチ、旧バンド流用はできない?

Image:Gabo_Arts/Shutterstock,com

今年3月、Googleの次期スマートウォッチ「Pixel Watch 3」には従来サイズに加えて、大型モデルも登場するとの自称リークがあった。それから続報は途絶えていたが、ようやく初の予想CG画像やディスプレイサイズを含む寸法の情報がネット上に登場した。

今週初め、Pixel Watch 3の「5Kレンダリング画像」が初公開された。それは全体的に現行モデルと似たような寸法であり、ディスプレイサイズは同じ。ボディはわずかに小さくなる一方で厚みが増していた。

今回のリークも、信頼性の高いリークアカウント@OnLeaksが情報源である。@OnLeaksは協力するサイトを変えきゅながら(前回は91mobiles、今回はAndroid Headlines)各モデルごとに情報を小出しにすることを常としている。

この大型モデルは、以前の噂にあったように直径(タテと横)は45mmとのこと。これはディスプレイでいえば1.45インチに相当する。従来のPixel Watchシリーズおよび前回のPixel Watch 3の1.2インチよりも、一回り大きい。

Image:@OnLeaks/Android Headlines

そして新モデルの厚みは13.89mmとなり、Pixel Watch 2の12.9mmよりも約1mm厚くなりつつ、従来サイズのPixel Watch 3と変わりない。つまり、ディスプレイや筐体のサイズが違うだけで、大型だけの健康関連センサー追加はないのかもしれない。

水滴のように滑らかに盛り上がるドーム型のガラスや、右側にデジタルクラウン(竜頭)があり、その上に唯一のボタンがある。全体的なデザインは何も変わらず、これまでのPixel Watchそのものだ。

その一方で、古いバンドは流用ができなくなるようだ。報告によると、Googleは大型モデルでのバンドシステムを「わずかに変更」し、新サイズに合わせて取付システムも「大型化」したという。Apple Watchもサイズごとのバンドは2種類あって使い回しが効かないため、この展開はごく自然だろう。

Image:@OnLeaks/Android Headlines

また、大型サイズの製品名は「Pixel Watch 3 XL」とのこと。「Pixel Watch 3 Pro」になるとの予想もあったが、特に大型だけの追加センサーや独自の機能がなければ、ProなしのXLとすることは妥当にも思える。

今回の報告では、バッテリーの大型化についての詳細は不明だという。すでにPixel Watch 2の時点でバッテリー持続時間は大幅に改善されているため、ディスプレイが大型化して視認性が高くなるだけでも、ユーザーの満足度は高くなりそうだ。

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