廉価モデルは登場しないかも
次期Galaxy Z Fold6、上位機「Ultra」登場か
サムスンの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold6」につき、同時にコストを削減した低価格モデルが登場すると複数の情報源が伝えていた。だが、逆により高機能かつ高価な「Ultra」モデルが開発中との噂が報じられている。
ドイツのWinFutureは、スペインで開催中の世界的な見本市イベント「MWC Barcelona 2024」に関連して、Galaxy折りたたみスマートフォンの将来計画についての情報が入手できたと主張している。
それによれば、サムスンはGalaxy Z Fold6の廉価モデルを提供するつもりはなく、もう1つ高価なモデルを追加して「Galaxy Z Fold6 Ultra」と呼ぶかもしれないという。つまり、標準モデルとUltraを用意している、Galaxy S24シリーズの前例に倣うということだ。
上位モデルの製品名はさておき、標準モデルとの差別化として、画面サイズやRAM容量、Sペン内蔵あるいは標準での同梱、カメラの高性能化やバッテリー容量の増加などが考えられるだろう。
この噂に先立ち、Galaxy Z Fold関連の部品につき、内部コードに「Q6」と「Q6A」の2つが見つかったとの指摘もあった。次期モデルは2種類の可能性がありつつも、「標準モデルと下位モデル」か「標準モデルと上位モデル」のいずれかというわけだ。
ほぼ時を同じくして、著名リークアカウントの@Onleaksは、インドメディアのSmartPrixと共同でGalaxy Z Fold6の高画質な予想CG画像を公開している。
大まかにいえば、全体的なデザインは丸みが消えてフラットかつ箱型となり、Galaxy S24 Ultraを思わせるもの。折りたたみディスプレイを広げると153.5×132.5mmで、現行のGalaxy Z Fold5の154.9×129.9mmと比べて背が高く横幅が広くなり、正方形に近くなっている。
ほか、本体素材がチタニウム(現行モデルはアルミニウム製)に変更され、軽くなるとの噂話もある。
こうしたユーザーの要望に添った(従来モデルは畳むと幅が狭くて使いにくいとの声もある)画面サイズの変更や、本体素材を高級化したモデルが、もしかすると上位の「Ultra」になるのかもしれない。
- Source: Winfuture Smartprix
- via: 9to5Google