第3世代Apple Pencilも同時発売かも

有機EL版iPad Pro/12.9インチiPad Air/M3 MacBook Airが3月末に一挙登場?

Image:Rezeki2031/Shutterstock.com

アップルが新型iPadやMacBook Airにつき「今年春に発売予定」あるいは「3月頃に大規模な計画を立てている」との噂は何度か報じられてきたが、それ以上の詳細は不明だった。

それらの続報として、新型iPad ProとM3搭載MacBook Airはすでに生産中であり、3月末頃のリリースを予定していると著名ジャーナリストが主張している。

アップルの社内情報に精通するBloombergのMark Gurman記者は、ニュースレター「Power On」最新号で「過去最大の刷新」となるiPad Pro、リフレッシュされたiPad Air、より大きなiPad Air、そしてM3プロセッサーを搭載した13インチと15インチMacBook Airが登場するとの予想を再確認している。

ここでいう「より大きなiPad Air」とは、Airモデル初となる12.9インチモデルのことだろう。M2プロセッサーを搭載した10.9インチモデルと同時に登場することは著名アナリストも予想しており 、また背面カメラ周りが少し変更された「CADレンダリング画像」もリークされていた

最新情報は「これらのマシンが3月末頃に登場しそうだと聞いている」ということだ。先週もGurman氏は「Apple Vision Pro発売後、アップルは何をするのか?」との読者の質問に「春の製品発売」だと答えていた

以前、同氏は新型iPad Proにはアルミニウム製となった新型Magic Keyboard等が同時に登場すると報告していた。ほか、今回iPadOS 17.4ベータから、新iPad Proの前面カメラが「横向きにした場合、上側」に移される(第10世代iPadと同様の変更)ことや第3世代Apple Pencilが登場する手がかりが見つかったことに言及している。

次期iPad Proの最も大きな変更点は、初めて有機ELディスプレイを採用することだろう。これにより、従来よりも豊かな色彩、高いコントラストを実現しつつ、電力効率が向上してバッテリー持続時間も延び、薄くて軽くなる可能性がある

そうした強化の代償は、大幅な値上げとなりそうだ。そのためか、アップルがサプライヤーへのiPad Pro発注台数を最大30%減らしたとの噂話もあった。12.9インチiPad Airの投入は、「大型画面は欲しいが豪華すぎるスペック(と価格)は不要」というユーザー向けかもしれない。

かたやM3 MacBook Airは、M2モデルのデザインはそのままに、最新のM3チップに載せ替えるだけになる見通しだ。

現行の13インチモデルは2022年6月、15インチは2023年6月に登場し、1年のズレがあった。次期モデルでは両方とも同時にリニューアルとなるようだが、しばらくM2搭載15インチモデルは安くとも買い控えた方がいいかもしれない。

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