バッテリー交換できるメリットもあり

世界初「USB-C版AirPods」の作り方がオープンソースで公開

Image:Ken Pillonel

数ヶ月前、エンジニアのKen Pillonel氏が世界初のUSB-C搭載「AirPods充電ケース」を制作したことは記憶に新しい。当時はその道のりを詳しく明かしていなかったが、全ての手順がついに公開されるとともに、他の人も同じことができるようリソースが提供されている。

この作業には「数ヶ月間、週末はほとんどすべて」の時間が費やされたという。その根気強さを支えた動機は、AirPodsのためだけにLightningケーブルを使わされるフラストレーション以上に、AirPods充電ケースのバッテリーが切れたときの電子廃棄物への懸念が占めていたと語られている。

そうした全工程を明かす動画のほか、Pillonel氏は第1世代と第2世代のAirPods用充電ケースをUSB-C対応にできるノウハウを、オープンソースとして公開している。3Dプリンタなど必要機材や技術があれば、誰もがカスタムUSB-C PCB(プリント基板)と補助部品を作成し、新たなバッテリーを取り付けて充電ケースを改造できるのだ。

そもそも改造するためには充電ケースを “割る” 必要があり、壊れるリスクは決して低くない。そのためにPillonel氏は、3Dプリント可能なカスタムAirPodsケースの設計図も公開している。つまり、ゼロから充電ケースそのものを完全自作できるわけだ。これらのデータは全て、GitHubからダウンロードできる。

さらにPillonel氏はプレゼント企画も行っているほか、いずれ改造キットを販売するかもしれないとして、自らのサイトでメールアドレスの登録も受け付け中だ。

近い将来にAirPods充電ケースを含め、アップルのアクセサリー製品すべてがUSB-Cに切り替わるとのアナリスト予測もある。それを待てるなら手間もコストもかかる改造をするまでもないが、「AirPodsがUSB-C化した未来」を先に見たいのであれば、自己責任のもとで挑戦してみるのもよさそうだ。

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