2023年中の約束には間に合いませんでした

Fallout 4、PS5向け4K/60fps対応「次世代アップデート」2024年に延期

Image:Bethesda Game Studios / Bethesda Softworks

ベセスダ・ソフトワークスは、2022年に提供を発表した人気ゲーム『Fallout 4』のPlayStation 5およびXbox Series X|S向けパフォーマンス向上アップデートについて、リリースを2024年に延期することを明らかにした。

『Fallout 4』は2015年に発売されたタイトルで、発売当時はコンピューターゲームを促進する非営利団体AIASが毎年発表しているD.I.C.E. Awardsの2016年度ゲーム・オブ・ザ・イヤーを受賞する大ヒット作になった。その後も人気は継続しており、今も多くのプレイヤーがいる。

ベセスダは2022年10月に、PlayStation 4やXbox One向けの『Fallout 4』に対し、最新ゲーム機であるPlayStation 5やXbox Series X|S向けのパッチを2023年中にリリースすると発表した。そのパッチには、30fps固定だったフレームレートの60fpsに引き上げるパフォーマンスモードと、4K解像度でのプレイを可能にする高品質モードが含まれる。

しかしその後、このパッチに関するベセスダからの進捗の発表はなく、2023年も気づけば残りあと2週間ほどとなったこの時点で、ようやく2023年中のリリースを断念する旨が発表された格好だ。

ゲーム情報サイトのPolygonは、パッチのリリースは延期にはなったものの、おそらくAmazonプライム・ビデオが製作と進めているドラマ版『Fallout』の配信時期(2024年4月)に合わせて登場するだろうと予想している。

ちなみにXbox Series Xには、Xbox Oneゲームのフレームレートがほぼ2倍になるというマイクロソフトのFPSブースト機能をサポートしている。そのため、『Fallout 4』を含むベセスダの複数のタイトルは、すでに旧機種よりも滑かな動きでプレイが可能になっている。

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