大型モデルか高性能版なのか

第7世代iPad miniと「iPad Airの別バージョン」が準備中のうわさ

Image:Framesira/Shutterstock.com

今後数か月以内に、第7世代iPad miniとiPad Airの新モデル2機種を含む、複数の新型iPadが発表される見通しだと米9to5Macが主張している。

第7世代iPad miniと第11世代iPad

第7世代iPad miniが準備中であることは、複数の識者が発信していたことだ。

まず昨年末、アップル関連の有名アナリストMing-Chi Kuo氏は、新型プロセッサーを搭載して2023年末~2024年前半に発売されると主張。著名リーカーShrimpApplePro氏も「少なくとも1つのiPad新モデルが登場する。おそらくmini 7だ」と述べていた

そして9to5Macの情報筋も、正確な発売時期は不明ながら、リリース準備中との裏付けが取れたという。おそらく現行モデルと同じデザインを引き継ぎつつ、「より高速なチップ」を搭載するとのこと。ちなみに現在の第6世代iPad miniは、2021年9月に発売され、iPhone 13と同じA15チップを搭載している。

また、コード名「J126b」と呼ばれる第11世代iPadもテスト中だという。第10世代iPadは2022年秋に発売され、iPad Airと似たデザインでUSB-Cポートを採用しつつ、A14チップを搭載している。こちらも、現行モデルより性能が向上するだけだと予想されている。

新型iPad AirとM3 iPad Pro

現在、iPad Airは2つの新バージョンを実験的に開発しているという。コードネームは「J507」と「J508」(Wi-Fi版とセルラー版も同様)および「J537」「J538」とのことだ。前者と後者は別もので、11インチ/12.9インチiPad Proのように2種類あると示唆している。

これはiPad Airの大型版、もしくは高性能モデルの投入を検討している可能性があるとのこと。もっとも、アップル社内の計画が変更され。iPad Air別バージョンが登場しないかもしれないと但し書きが付けられている。

その一方で、M3チップ搭載の新世代iPad Proも登場。11インチモデルは「J717」と「J718」、大型モデルは「J720」と「J721」とされている。9to5Macが「大型」とサイズをぼかしているのは、12.9インチから13インチへと大型化すると噂されているからだろう。

再設計されたMagic Keyboard

BloombergのMark Gurman記者が予想している刷新版Magic Keyboardを、今回の情報筋は裏付けたとのこと。開発コード名は「R219」(現行版は「R1x」)であり、加速度センサーを含む新しいセンサーが追加。新型iPad Proと同時に発表される見通しとされている。

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