RAMは現行モデルの3倍か
Switch後継機、“ブレワイ”を4K60fps&ロード時間なしで動かせるかも
Nintendo Switchの後継モデル、通称「スイッチ2」に関する噂が、にわかに活発化している。信頼性の高い情報筋からも、搭載SoCがMediaTek製であり、大幅に強化されつつも、現行モデルのTegra X1との後方互換性があるとのリークも発信されていた。
そもそも噂に火を点けたのが、今年ドイツで開催されたゲームイベントgamescomにて「スイッチ2の技術デモを見た」という証言である。『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』(以下、ブレワイ)の改良版があった、『The Matrix Awakens』(以下、マトリックス)でPS5並のビジュアルを実現していた、といったものだが、さらなる詳細が伝えられている。
数々の実績あるリーカーNateTheHate氏はYouTube動画で、スイッチ2がNVIDIAのDLSS超解像技術により、4K解像度・毎秒60フレームでブレワイを実行できると述べている。さらに、技術デモではロード時間がまったくなかったそうだ。同シリーズの最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』も(ブレワイより改善したとはいえ)ロード時間の長さは物議を醸していただけに、嬉しいニュースである。
またマトリックスのデモについては、PS5やXbox Series Xよりもレイトレーシングが優れていたが、DLSS 3.5で導入されたレイ再構成は使われていなかったとのこと。DLSS 3.5は先月末に発表されたものだが、その恩恵を受けていないというわけだ。これは、海外ゲームメディアUniverso Nintendo編集長のNecro Felipe氏も主張している。
なおFelipe氏は「コンシューマー向け(製品版)のRAMは12GBと聞いている」とも述べている。先日の噂話では「12~16GBのRAMを搭載」とされていたが、PS5やXbox Series Xの16GBには及ばず、しかし現行スイッチ(4GB)の3倍となるようだ。
最後にNateTheHate氏は、スイッチ2については多くの人が「2024年3月」を噂しているものの、それが発表時期なのか発売日なのかは不明だと述べている。「前スイッチと同じく3月頃に発売」あるいは「3月に発表、年末商戦期の12月頃に発売」は、どちらもあり得そうである。
- Source: Nate the Hate(YouTube)
- via: Wccftech