まだまだ機能は不足気味

Twitter風SNS「Threads」、ついにウェブブラウザから利用可能に

Image:Threads

Metaは、Instagramチームが開発したTwitter風の新SNS「Threads」の、ウェブブラウザ版をオープンした。これにより、PCなどからもThreadsのサービスにアクセスが可能になる。これまではモバイルアプリ版のみの提供だったが、Metaは今週初めにブラウザ版の開始を告知していた。

Threadsは、開始当初こそ途轍もないスピードで加入者を増やして話題になったものの、その後継続的にアクセスするユーザーが激減していた。

Metaのマーク・ザッカーバーグCEOや、Instagram責任者(ThreadsはInstagramチームの開発)のアダム・モセリ氏は、PC作業などの合間に素早くアクセスできるブラウザ版を開発の優先事項に掲げて対処する意向を示しており、特に最近ではブラウザ版のエクスペリエンスにおける、いくつかのバグ修正を行っている最中と述べ、その公開が間近であることを示していた。

Image:Threads

ブラウザー版が使用可能になったとしても、Threadsが最初の1週間のように再び活気づくかは、まだわからない。Threadsにはいくつかの重要とされる機能、たとえば検索機能の強化、ハッシュタグ機能、投稿後の編集機能など、まだまだユーザーが欲しいと思う機能が揃っていないのが現状だ。これらの機能をすみやかに追加していくことが開発チームには求められている。

ただし、足りない機能の一つに挙げられるダイレクトメール(DM)に関しては、あまり期待しない方が良いかもしれない。DM機能はすでにInstagramに用意されていることもあり、モセリ氏はThreadsにInstagramのDMを組み込む考えをThreadsへの投稿で示している。

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