初代モデルよりかなり洗練か

「Pixel Watch 2」専用ウォッチフェイスの画像リーク。カスタマイズも強化?

Image:Yasin Hasan/Shutterstock.com

Googleの次期スマートウォッチ「Pixel Watch2」が新チップを搭載して処理能力とバッテリー持ちが改善され、ボディ素材をアルミニウムに変えることで軽量化されるとの噂は以前もお伝えしてきた。

それに続き、Pixel Watch2発売と同時にデビューすると思しき、新たなウォッチフェイス(文字盤)がリークされている。

Android Authorityが「Google内部の情報筋」から画像を得たウォッチフェイス4つは、初代モデルでは使えず、第2世代専用になる見通しだという。それぞれ「アクセシブル(Accessible)」、「アーク(Arc)」、「ボールドデジタル(Bold Digital)」、「アナログボールド(Analog Bold)」と名付けられている。

まず「アクセシブル」は、シンプルさと見やすさを追求しつつ、4つのオプション(Circular、Linear、Stacked Time、Just Time)が選べるとのこと。限定的ながらコンプリケーション(他のアプリの情報等)も追加できるようだ。

次に「アーク」はカスタマイズの自由度が高い、Apple Watch風のウォッチフェイスだ。丸い文字盤の周囲にいくつかの情報を表示できるほか、最大4つのコンプリケーションを追加可能。オプションで秒針もあり、全部で6つのバリエーション(3つのカテゴリー×2種類)がある。

そして「ボールドデジタル」と「アナログボールド」は、Android 14のロックスクリーンに存在しているスタイルと似ている。デジタル版に配置できるコンプリケーションは、現行Pixel Watchと同じく最大3つだ。

かたやアナログ盤では0~4個を選択でき、現在の日付表示もオンオフできる。

これらは全てカラフルな外見だが、Googleは見た目をカスタマイズできる幅をさらに広げる予定だという。これはWear OS 4がMaterial Youを採用することで、文字盤から色を抽出して通知やロック画面等に反映する「Dynamic theme」や、Googleが開発中と思われる新たなバンドと上手くフィットするはずだ。

Googleハードウェア製品の例にもれず、初代Pixel Watchは荒削りな部分が目立った。しかし、第2世代以降は反省点や顧客のフィードバックを取り入れ、徐々に洗練されていくことになりそうだ。

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