Google製品は検討から発売まで長引きがち

Google、折りたたみAndroidタブレットの発売を「検討中」か

Image:muh ilham rahmat/Shutterstock.com

最近のGoogleは折りたたみスマートフォンPixel FoldとタブレットのPixel Tabletを送り出し、大画面に注力している。そして同社が、この2つを組み合わせた折りたたみ式Pixelタブレットの発売を「検討中」とのサプライチェーン情報が伝えられている。

台湾の電子部品業界誌DigiTimesはサプライチェーン関係筋の話として、Googleとアップル両社が折りたたみ式タブレット市場への参入を検討していると報じている。このうち折りたたみiPadの噂話は、先日も同誌が伝えたばかりだ

また両社とも現時点では計画が固まっていないが、もしもGoogleが決断すれば、早ければ2024年の開発者会議「Google I/O」で発表される可能性があるという。かたやアップルについては、2024年に折りたたみiPhoneが登場する可能性は「低い」とされ、折りたたみiPadやMacは少なくとも2026年までは期待できないとのことだ。

今回の報道は、Googleが「検討」していると主張するに過ぎず、具体的なロードマップが載っているわけでもない。同社が内部で研究開発しながらも、数年間も紆余曲折があることは珍しくなく、Pixel Foldも何度か開発中止と再開の噂が報じられていた過去もある

しかしGoogleが折りたたみタブレットを発売したならば、それは新境地を切り拓くことになるだろう。すでにLenovoやASUSなどのAndroidスマホメーカーは、ThinkPad X1 FoldやZenbook 17 Foldといった折りたたみWindowsタブレットPCを製品化している。だが、Androidを搭載した折りたたみタブレットを発売した大手ブランドは今のところない

Googleの “大画面推し” は、Google Playストアにも及んでいる。まず、Pixel FoldとPixel Tabletの発売に先立ち大画面向けにデザインを変更。それに続き、新たに「サイズがうまく変更でき、レターボックス(固定のサイズと向きを維持)化されておらず、縦向きと横向きの両方をサポートするアプリ」はストアでのランクを上げることや、タブレット用アプリがクラッシュしやすい場合は赤い警告メッセージが表示される等の方針を打ち出している次第だ

その一方、サムスンは折りたたみスマホの最新機種「Galaxy Z Fold5」および「Galaxy Z Flip5」を発表したばかりだ。最新タブレット「Galaxy Tab S9」シリーズは従来のスレート型だが、折りたたみ型を社内で開発している可能性もありそうだ。

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