フラグシップスマホはカメラ競争

iPhone 15のカメラ、ガラス+プラスチックの「ハイブリッドレンズ」採用?

Image:Diego Thomazini/Shutterstock.com

iPhoneを含め、最近のスマートフォンで注目を集めるのはプロセッサー以上にカメラだろう。アップルとサムスンも毎年の新型フラグシップ機で、カメラ性能を競い合っている印象がある。

そんななかAndroid製品の予想に実績あるリーカーが、iPhone 15シリーズはF1.7の開口部を備えたガラスとプラスチックの「ハイブリッドレンズ」を搭載すると主張している。

X(元Twitter)ユーザーのRGcloudS氏によると、iPhone 15シリーズはハイブリッドレンズを採用した、初の国際的スマートフォンになるという。その構成は1G6P、つまりガラス製レンズ×1枚とプラスチック製レンズ×6枚とのこと。現在、iPhone 14シリーズは全機種ともメインカメラに7枚のプラスチックレンズを搭載している。

またiPhone 15シリーズのメインカメラ開口部は全機種ともF1.7とのことで、iPhone 14 ProモデルのF1.79より少し大きくなるようだ。かたやiPhone 14/14 PlusのそれはF1.5のため、標準モデルは開口部が少し小さくなる。もっとも、iPhone 15世代では標準モデルもPro同等の48MPセンサーを搭載するとの噂もあり、全機種で仕様を揃える狙いかもしれない。

そしてiPhone 15 Proモデルでは、14 Proモデルと同じ48MPのソニー製IMXセンサーを採用する見通しだという。だが、開口部が大きくなることで、15~20%多く光が取り込めるようになり、低照度環境での画質が上がるだろう。また被写界深度を浅く出来るため、背景をぼかしやすくなって被写体を強調できると予想される。

さらに2024年の「iPhone 16 Pro Max」では、メインカメラがガラスレンズ×2枚とプラスチックレンズ×6枚にアップグレードされるという。また超広角カメラは2G5P、望遠カメラは1G5Pという構成になる見通しとのことだ。

このRGcloudS氏は先週、iPhone 15シリーズには積層型バッテリーが搭載され、バッテリー持続時間と充電速度が改善される可能性があると主張していた

もっとも、同氏はAndroidデバイス、主に未発表のサムスン製品の予想に付き数々の実績があるものの、アップル製品については未知数である。他の情報源からの追加予想やリークを待ってから判断すべきだろう。

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