最小構成のMac Pro超えか

M2 MacBook Airと称されるベンチマーク現る。やはり新13インチMBPと同等か

Image:Apple

最新のM2チップを搭載したMacBook Airは8日に注文受付を開始し、15日の発売を控えている。まだ一般ユーザーには製品が届いていないなか、本製品のベンチマークと称されるデータが、定番テストアプリGeekbenchの公式集計サイトGeekbench Browserに出現。実際の性能がどれほどかの手がかりを示している。

Twitterユーザーの「Macintosh氏」 が発見したベンチマーク結果には、「M2チップと16GBが搭載されたMac 14,2(新MacBook Air)」と記載されている。そのシングルコアスコアは1,899、マルチコアのスコアは8,965であり、M2チップ搭載の13インチMacBook Proとほぼ同じである。M1モデルと同じく、MacBook Airと13インチMacBook Proの性能が極めて近いことが確認された格好だ。

ただしMacBook ProはMacBook Airと異なり、冷却ファンが搭載されている。そのため、負荷のかかる作業を長時間にわたり続ける環境の下ではProモデルが優るのかもしれない(もっとも、8K RAW動画を書き出す過酷な処理では冷却が追いつかず、108度まで上がったとの報告もあったが)。

また今回の結果は、M2 MacBook Airが最小構成のMac Pro(8コアIntel Xeon Wプロセッサー搭載)の性能を上回っている可能性を示している。後者の平均シングルコアスコアは1,017、マルチコアスコアは8,025であり、価格は66万2800円(税込)。2つの価格差は日本円で40万円以上だ。

もちろんMac Proは拡張性が高く、様々なグラフィックカードも追加できるため、単純な比較はできない。とはいえ、手頃な価格のMacに搭載されたAppleシリコンの素晴らしい性能を裏付けるものではあるだろう。

ただ、気になるのがストレージの構成だ。先月、ベースモデルのM2 MacBook Pro(ストレージ256GB)が、2つの128GBチップではなく1つの256GBチップを搭載しているため、M1モデル(128GB×2構成)よりもSSDのアクセス速度がかなり遅いことが明らかになっていた。SSDの速度は仮想メモリのスワップにも直結するため、遅ければMacのパフォーマンスに影響を与えることもあり得る。

そのほか、バッテリーの持続時間も注目されるところだろう。M2 MacBook Proは動画編集アプリやミュージックビデオで高い負荷をかけたものの、16時間も持ちこたえたとの検証結果もあった。Pro以上に外に持ち出しやすいAirが、スタミナも優れているとなれば、円安により割高になったといわれる価格も「お買い得」となりそうだ。

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