ワイヤレス充電はQi2非対応で前モデルと変わらず?
「Pixel 8/8Pro」は充電速度が強化、バッテリー容量も微増か
Googleの次期フラッグシップ機「Pixel 8」シリーズは、あと数か月後(過去2年間、同社は10月に新製品発表イベントを開催)に登場とみられているが、その仕様に関するリークが相次いでいた。先週も、USB-Cが外部ディスプレイ接続に対応するとの内部証言が届けられたばかりだ。
それに続き、標準モデル「Pixel 8」とハイエンドモデル「Pixel 8 Pro」のバッテリー容量と充電速度についての詳細な噂が伝えられている。
Android Authorityによると、Pixel 8とPixel 8 Proともバッテリー容量と充電速度が前世代よりも少し強化されているという。最大充電速度はPixel 7の20WおよびPixel 7 Proの23Wから、それぞれ24Wと27Wに引き上げられるとのことだ。
もっとも6月初めに報じられたように、ワイヤレス充電仕様はQi2非対応であり、最大充電速度も変更はないようだ。
しかしバッテリー容量は、いずれも微増するようだ。まずPixel 8は、Pixel 7の4,270mAhから4,485mAhに増加。そしてPixel 8 Proでは、Pixel 7 Proの4,926mAhから4,950mAhにアップするという。これらPixel 7シリーズの数値はGoogleの公式表記とは異なるが、いずれにせよバッテリー持ちは良くなりそうだ。
さらに搭載チップが「Tensor G3」に変更されることに伴い、両機種ともWi-Fi 7がサポートされることや、UWB(超広帯域無線)チップが引き続きProモデル専用であることも詳しく述べられている。UWBチップはPixel TabletやPixel Foldにも搭載済みである。
Wi-Fi 7は次世代Wi-Fi規格であり、2024年の「iPhone 16」シリーズにも搭載が予想されている。各社とも超高速通信により自社製品のエコシステムを強化しつつ、ARやVRで低遅延のコンテンツを提供する準備を進めているのかもしれない。
- Source: Android Authority
- via: 9to5Google