iPhoneやGalaxyに近づける可能性も

Pixel 8の画面サイズ、Pixel 7より小型化か

Image:ymgerman/Shutterstock.com

ここ数年、スマートフォンは大型化の一途をたどっているような印象がある。だが実は、Pixelスマートフォンの標準モデルはその限りではない。2021年のPixel 6では画面サイズが6.4インチだったが、2022年のPixel 7では6.3インチとなり、少し小型化されていた。発表時にもコンパクトさが強調されていたことから、おそらく意図あってのことだろう。

そして次期「Pixel 8」もその路線上にあり、画面サイズが6.16インチになるとの有力情報が届けられている。

もともとPixel 7は小さくなるとの噂話は昨年末からあり、今年3月にも有名リーカーが6.2インチ画面になるという予想レンダリング画像を公開していたことがある。

ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏によると、Pixel 8の画面は6.16インチとなり、Pixel 7の6.32インチより小さくなるそうだ。かたや上位モデル「Pixel 8 Pro」は6.7インチで、Pixel 7 Proと同じだという。

どちらのディスプレイパネルも、5月に量産が始まるとのこと。また、フォロワーからの「サムスン製かLG製か?」との質問には「サムスン製だ」とも答えている。

これが本当だとすれば、Pixel 7より劇的に小さくなるわけではないものの、手に取ったときコンパクトに感じられるのは間違いないだろう。もっとも公式の発表やマーケティング資料では、切り上げされて6.2インチと表記されそうではある。

こうしたサイズ変更は、競合他社の標準モデルとさらに接近することを意味している。サムスンのGalaxy S23は6.1インチ画面であり、iPhone 14やiPhone 14 Proも同様である。

毎年GoogleはフラグシップのPixelスマートフォンを10月頃に発売しており、Pixel 8とPixel 8 Proもその例に倣うと思われる。その前に、今年の開発者会議Google I/O(現地時間5月10日開催)で発表される可能性も高そうだ。同じ場では、廉価モデル「Pixel 7a」や折りたたみデバイス「Pixel Fold」が正式発表されたり、「Pixel Tablet」の発売日が明かされたりするのかもしれない。

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