まずはお試しから

Tweetbot作者によるMastodonクライアントアプリ、App Storeで配信開始

Image:Tapbots

Twitterクライアントアプリは、プラットフォームに対して広告表示による利益を生み出すことがなかったため、Twitterはそれらのアプリを禁止し、ユーザーからクライアントアプリの選択肢を無くした。人気のクライアントだったTweetbotも例外なく、その舞台から降ろされることになった。

その一方でTweetbotを開発するTapbotsは、まだTwitterが無言でクライアントアプリのAPIを無効化して世の中が騒いでいるさなかに、最悪の事態に備えてMastodonのクライアントアプリ「Ivory」を準備中であることを明らかにしていた。

そして今週、TapbotsはiOS版のIvoryをApp Storeに公開した。まだ早期アクセス段階のアルファ版だが、TweetbotがユーザーにTwitterをさらに楽しむ環境を提供したのと同様に、Mastodonをもっと扱いやすいものにしてくれそうだ。

Image:Tapbots

もちろん、まだ未完成のバージョンだけに、PCブラウザーやもっと完成度の高いクライアントアプリに比べると、未対応の設定や機能がたくさん残されている。Tapbotsが追加予定の機能としては、プロフィールの編集、投稿後の編集、添付ファイルのaltテキストの読み取り機能などがある模様だ。

Mastodonはユーザーにとってはやや複雑でわかりにくいところもあるが、The Vergeは、Ivoryがそのような「複雑な部分をうまく隠している」と評価している。Mastodonを試してみたいユーザーなら、このアプリを通じて新しいSNSの世界に足を踏み入れてみるのも良さそうだ。

ただしIvoryは、有料の月額制アプリになっていることは気にかけておくべきかもしれない。無料でApp Storeから導入はできるが、そのままでは投稿の閲覧しかできず、投稿や他のユーザーの投稿に対してリアクションするには料金を支払う必要がある。料金は月額300円または年額2500円となっている。お試しで使ってみて、気に入った場合は登録すると良いだろう。なお、Tapbotsによると、このアプリはアップルのファミリー共有プランに対応しているので、プランに加入しているユーザーが購入すれば、家族ユーザーには課金されないとのことだ。

ちなみに、MastodonクライアントアプリはIvoryだけではなく、他にも「Tootle for Mastodon」や「Stella*」などたくさんあるので、いろいろ試して自分の好みに合ったものを選ぶと良いだろう。

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