性能アップが値上げに見合うと考えるかどうか

M2 Pro/MaxのGPU性能、M1 Pro/Maxから約30%増とのベンチマーク結果

Image:Apple

最新のAppleシリコン(独自開発チップ)を搭載したMacは2月の発売を控えているが、それらのベンチマーク結果らしきデータがすでに発見されている。それに続いて、M2 Pro/M2 Maxにつきグラフィックス性能に特化した初のベンチマークと思しき結果が浮上している。

これらベンチマーク結果は、前回に続いて定番ベンチマークアプリ「Geekbench」の報告サイトに投稿されたものだ。先日の分はCPU性能に特化していたが、今回はアップル製品向けのグラフィックスAPI「Metal」のテストが行われ、GPU性能に焦点が当てられている。

M2 Pro/M2 Max、およびM1 Pro/M1 MaxとM1 UltraのMetalベンチマーク結果は、ざっと次の通りだ。

・M1 Ultra:94,583
・M2 Max:86,805
・M1 Max:64,708
・M2 Pro:52,691
・M1 Pro:39,758

M2 ProとM2 Maxは、それぞれM1 ProおよびM1 Maxよりも、GPU性能が約30%強化された可能性が示されている。これはアップルが公式にいう「最大30%高速になった」との謳い文句とも一致している。

かたや、現時点でMac Studioのみに搭載されている最上位チップM1 Ultraは、今なおM2 Maxより約9%高速である。M2 ProのGPUは最大19コア、M2 Maxは最大38コアに対して、M1 Ultraは48~64コアであり(M1 Maxのダイ2つを高速なインターコネクトにより結合している)、単純にコア数の差が反映された印象もある。

またCPUについては、M2 ProおよびM2 Maxのシングルコアとマルチコアスコアは、いずれも約1,900と約15,000との投稿が発見されている。こちらもM1 ProとM1 Maxと比べて「約20%増」とのアップル公称の数値とほぼ符合している。

確かに有意な性能向上は確認された(まだ製品版ではなく試作機の可能性もあるが)ものの、前モデルから1年以上の期間が空いたことや、かなりの値上げもあり、買い替えに値するかどうかの判断は人それぞれだろう。

アップルの内部事情に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、前14インチ/16インチMacBook Proを持っているならアップグレードする大きな理由はないとしつつ、M1 Mac miniからM2 Pro Mac miniならアリかもしれないとの趣旨を述べている

またM2チップは、より優れたM3シリーズへの「一時しのぎ」でしかないとも付け加えているが、今年の終わりか来年の初め、さらに先かもしれない未発表の製品を待ち続けるより、「いま必要なマシン」を買うのも合理的と言えそうだ。

関連キーワード:

Gadget Gateの最新情報をフォロー