最近のPixelスマホはカメラ性能が大好評
「Pixel 8」はさらにカメラ性能向上? 新センサーでスタッガードHDR対応か
米GoogleのPixel 6とPixel 7はともに、Pixelシリーズ始まって以来のカメラ性能向上が驚かれていた。だが次の「Pixel 8」では、メインカメラがさらなる進化を遂げる可能性が浮上している。
Pixel 6/7は、いずれもサムスン製のイメージセンサー「ISOCELL GN1」を採用していた。このセンサーは解像度が50MPながらも物理的なサイズが大きく、より多くの光が取り込めるために画質の向上に貢献していた。しかし開発者のKuba Wojciechowski氏は、GoogleのCamera Goアプリから「フラッグシップPixel」のカメラがアップグレードする手がかりを見つけたとTwitterで報告している。
このコード内には「Husky」と「Shiba」への言及があるという。これら2つは、いずれも次期Pixel 8シリーズを指す可能性があると見られている。
さらにHuskyとShibaには「スタッガードHDR」をサポートすると思しき記述があるとのこと。スタッガードHDRとは、3つの異なる露出(短、中、長)で撮影し、最終的に1つの画像に結合する技術。これにより通常のHDRと同じ効果を得つつ、写真がぼやけるおそれを減らすものだ。
サムスンのGN1センサーは、スタッガードHDRに対応していないことから、Pixel 8には同社のGN2センサーが使われることが示唆されている。このGN2もGN1と同じく50MPながら、スタッガードHDRのサポートが公式に謳われている。
今回の発見は、あくまで「Pixel 8らしきデバイスが、スタッガードHDRに対応する可能性がある」ことを示すに過ぎない。サムスン製のGN1からGN2に移行することは自然とも思えるが、同等の機能を持つ他社製イメージセンサーが採用される余地もあるかもしれない。
- Source: Kuba Wojciechowsk(Twitter)
- via: 9to5Google