いずれにせよ庶民には手が出なさそうな

アップルの「ミニLED搭載27型ディスプレイ」、Appleシリコン採用で2023年頭に登場か

Image:Hadrian/Shutterstock.com

アップルは今年3月に「Studio Display」を発売して以降、新たな自社製ディスプレイを投入していない。数ヶ月前にはミニLEDバックライト搭載の新機種がまもなく発売と噂されたものの、2023年初頭まで延期されたとのアナリスト発言もあった。その一方でアップルが複数のディスプレイを準備中であり、それらにAppleシリコン(自社開発チップ)が搭載されるとの有力情報が伝えられている。

現在アップルは外付けディスプレイについて、上記のStudio Displayとハイエンドの「Pro Display XDR」を販売中だ。前者は日本価格で21万9800円から、後者は2019年発売ながらも、スタンド無しでも72万8480円という価格が付けられている。

さてアップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、同社が「複数の新しい外部モニターに取り組んでいる」と報じている。このうちPro Display XDRの新型モデルは、Appleシリコン搭載のMac Pro向けとなるという。ただし、新型Mac Proの後まで発売されない可能性もあるそうだ。

これらの新たなディスプレイ製品群は、プロセッサーを内蔵することで、コンピュータ(iPadおよびMac)のリソースに依存する度合いを減らせるという。実際にAppleシリコンのA13 Bionicチップを搭載したStudio Displayは、本体が少し古めのMacであれ、ビデオ通話で動き回るユーザーをフレーム内に収める「センターフレーム」や空間オーディオを実現している。

ミニLEDバックライト搭載の27インチ外付けディスプレイ(つまりミニLED版のStudio Display)については、信頼性の高いディスプレイ専門アナリストRoss Young氏が当初2022年6月に登場と予想し、後に「10月に延期」へと軌道修正。そして現在では、2023年初頭になるとの見通しに落ち着いている。

その一方で、Pro Display XDRの後継モデルも以前から噂はあった。米9to5Macによれば、それは7K解像度になるとのこと。現行のPro Display XDRは32インチの6K(6016×3384)解像度で、218PPI(1インチあたり218ピクセル)である。それに対して新型の7Kディスプレイは、32インチで245PPIに向上するか、あるいは同じ218PPIのまま36インチになる可能性があると報じられていた。

新型の27インチにせよ32インチ(もしくは36インチ)にせよ、アップルの価格設定や円安のもとでは、日本のユーザーにとって手が届きにくい超高級製品となりそうだ。もっとも、どちらも客層はプロのクリエイターや業務用に絞られているはずであり、アップルからすると問題はないのかもしれない。

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