低コストの液晶ではないことが意外
「画面付きHomePod」は最大7インチの有機ELパネルを搭載？
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アップルが画面付きのHomePodを開発中との噂は、複数の識者が相次いで裏付けたことで信ぴょう性を増している。そのディスプレイが、6～7インチの有機ELパネルになると韓国メディアが報じている。
現地メディアのSE Dailyは、ディスプレイ業界情報筋の話として、新型HomePodに搭載される有機ELパネルは中国のTianmaが独占供給すると伝えている。Tianmaは中国でBOEやCSOT、EDOに次ぐ第4の大手ディスプレイメーカーである。
アップルの内部情報に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、同社が画面付きスマートホーム製品を何タイプか開発中だと主張してきた。iPadのようなディスプレイと内蔵カメラを搭載した低価格モデルや、ロボットアームに大型ディスプレイを組み合わせたハイエンド製品など、HomePodのバリエーションが増える方向だ。
そして低価格モデルは、正方形のディスプレイが小さなベースに斜めに取り付けられ、往年のiMac G4のような見かけになるという。これまでディスプレイの情報はサイズ以外はなかったが、製造コストを抑えるため、低品質のLCDパネルを使うと推測されていた。
アップルのサプライチェーン情報に精通するMing-Chi Kuo氏は、画面付きHomePodのディスプレイはTianmaが全量を供給すると述べていた。が、それが有機ELになるとは言及していなかった。
画面付きHomePodは、現行モデルよりもスマートホーム機能に重きを置くと伝えられている。Apple WatchがiPhoneのアクセサリーから健康管理機器にシフトしたように、スマートスピーカーからの「戦略的な再配置」が行われる模様だ。
この新型HomePodの初期出荷台数を、Kuo氏は2025年下半期に約50万台と見積もっている、非常に控えめな数字であるが、Gurman氏は自らのニュースレターPower Onにて「今後発売されるホームハブは、より人気が高まり、アップルが家庭内に足掛かりを築くのに役立つだろう」と楽観的な見通しを語っていた。
