Apple Intelligenceを動かすためA17 Pro以上のチップ搭載か
「iPad mini 7」登場の兆し?第6世代が在庫不足に
現行の「iPad mini(第6世代)」が2021年秋に発売されてから約3年が経ったが、いまだに後継モデルは登場していない。そんななか、本製品の在庫が「多くのアップル直営店で減っている」と著名ジャーナリストがXで述べている。
Bloombergの名物記者Mark Gurman氏は、iPad miniがアップル社内で「不足」していると考えられており、これは新型モデルが登場する兆候かもしれないと投稿している。
また「AI向けにアップデートされてもおかしくない」とも付け加えている。アップルの新AI機能「Apple Intelligence」はA17 Pro/M1以降のプロセッサーを搭載するデバイスに限られており、第6世代iPad miniは対象外となっている。
iPad miniの次期モデル、第7世代が開発中であるとの噂は早くから囁かれていた。一時は2024年初めに登場するとみられていたが、現在では今年後半になるとの予想が有力だ。
新型ではApple Intelligenceが動くA17 Pro以上のチップが搭載され、自撮りカメラが改良されるほか、第6世代で不評だったゼリースクロール(縦置きでスクロールすると文字や画像が斜めに傾き、ゼリーのように揺れて見える)も軽減するとの噂もある。
またWi-Fi 6EやBluetooth 5.3など、最近アップルがあらゆる新製品に施した通信関連のアップデートも含まれている可能性もあるだろう。
アップルは本日、日本時間9月10日午前2時に特別イベントを開催すると発表した。この場では「iPhone 16」シリーズや「Apple Watch Series 10」、そして「第4世代AirPods」が登場する見通しだ。
同じイベントで第7世代iPad miniが発表されるかどうかは不明だが、2024年内にはいくつかのM4チップ搭載Macが登場するとみられている。そのため秋に2回目のイベントを開催し、同時に新型iPad miniを紹介する展開もあり得るだろう。またウェブ上でのプレスリリースで、いきなり発表してもおかしくはない。
- Source: Mark Gurman(X)
- via: MacRumors