スイッチ2、現行Nintendo Switch用ゲームが全て動くと中国の周辺機器メーカーが主張
これまで任天堂はNintendo Switch後継モデル、通称「スイッチ2」上で現行機向けカートリッジやダウンロードソフトを動かせるかどうかについて、曖昧な仄めかしに留めてきた。まだスイッチ2の存在さえ認めていないため、それは当然のことだ。
しかし、中国の周辺機器メーカーが物理ソフト・ダウンロードを含めて、すべてのゲームが動くと報告している。
中国企業のMobaPadは「次世代ゲーム機のコントローラーを開発する過程」で多くの情報を入手したと主張。同社のスイッチ用ゲームパッド等は、日本のAmazonでも販売中である。
MobaPad公式ブログの記事によれば、スイッチ2情報は次の通りだ。
- 現行Joy-ConやProコントローラーを引き続きサポートし、HD振動用にALPS製2軸リニアモーターを搭載
- カートリッジスロットは、物理的なスイッチ用カートリッジおよびダウンロードソフトの後方互換性をサポート
- ただしスイッチ2用のカートリッジは、初代スイッチと互換性がない場合がある
- 新Joy-Conは容積が大きくなり、スライドレール構造がマグネット吸着に変更
- (Joy-Conの内側にある)SLボタンとSRボタンは金属製。マグネット吸着は、電磁吸引技術によるもの
- 新Joy-Conの側面には既存のL、ZL、R、ZRボタンに加え、左右ともに3つ目のボタンが追加
- 右Joy-ConのHOMEボタンの下には、追加のファンクションボタンがある
- Switch 2の底面にはドッキング用のUSB-Cポートが引き続き搭載
- 新世代ドックは4K解像度サポートなど性能が向上しつつ、外観はマイナーチェンジする
- 新しいドックも背面にスタンドを備え、より幅広い角度調整が可能になる
- 画面サイズは8インチに大型化し、1080Pの解像度をサポートする
今回の自称リークは、スペインのニュースサイトVandalが伝えた情報とほぼ符合している。同サイトは、スイッチ有機ELモデルの発表前に正確な情報を発信していたことがある。
Vandalは「任天堂ゲーム機用の周辺機器メーカー数社に話を聞くことができたフェア」で独占情報を入手したと主張。そこでも、新型Joy-Conが「画面にマグネットで取り付ける方式」に変わると述べている。また「現行のスイッチProコントローラーは使えるという話もある」と付け加えていた。
少し前、スイッチ2は2024年内に発売との噂話もあったが、今では2025年第1四半期に発売説が有力となっている。もともと任天堂は2024年後半を予定していたが、より強力なファーストパーティ(自社ブランド)ソフトを用意するためと通達された、との証言もあった。
しかし、これほど早い時期に周辺機器メーカーが情報を入手できているのであれば、今後もさらに詳細な仕様などがリークされそうではある。