「iPhone SE 4」詳細スペックがリーク。A16 Bionicと6GB RAM搭載か
アップルの次期廉価版スマートフォン、通称「iPhone SE 4」に関しては、様々な噂話が届けられてきた。それらを総合すると「ほぼiPhone 14標準モデル、ただしシングルカメラ+USB-C搭載」といったところだ。
これまで専ら、話題がホームボタンなしの全画面、ノッチ(画面上部の切り欠き)等のデザイン面に集中していたなか、新たに詳細なスペックに関するリーク情報が発信されている。
リークアカウントの@negativeoneheroは「iPhone SE 4で噂されるスペック」をX上にシェアしている。
同アカウントはExynos 2400を搭載したGalaxy S24をいち早く入手して性能がiPhone 15 Proに匹敵すると主張したり、次期「Snapdragon 8 Gen 4」のGeekbenchスコアと称するものを公開していたが、未発表アップル製品に関する信ぴょう性は未知数である。
さて、今回の自称リーク情報は次の通りだ。
- サイズと重さ:148.5 x 71.2 x 7.8mm, 166g
- ボディ:アルミニウム製で、前面と背面にはガラスが使用(セラミックシールドなし)
- デザイン:前面はFace IDがありiPhone 13似、背面はiPhone XR似でシングルカメラ
- カメラ:最大1080pの動画撮影、スマートHDR対応、 AI撮影モードあり、ナイトモードなし
- 搭載チップ:A16 Bionic、Snapdragon X70モデム、 Apple U1 UWBチップ
- RAMとストレージ: 6GB LPDDR5, 128GB/512GB
- 無線および通信:Wi-Fi 6、Bluetooth 5.3、 USB-C(転送速度はUSB 2.0)
- バッテリー及び充電:30xx mAh (3279 mAhとの噂もあり)、有線充電20W、ワイヤレス充電12W (MagSafe).
- 画面:6.1インチの有機ELディスプレイ、最大リフレッシュレート60Hz
これらは概ね、数々の噂とも符合している。iPhone SE 4の画面パネルはiPhone 13やiPhone 14と同じもの、つまり6.1インチ有機ELディスプレイ(最大60Hz)であり、背面カメラはシングルながら48MPに強化という具合だ。
ただし搭載チップがA16 Bionicであれば、iPhone 14 ProやiPhone 15標準モデルと同等であり、「ほぼiPhone 14標準モデル」の噂話を超えることになる。
歴代iPhone SEシリーズは毎年春に発表されていることから、iPhone SE 4の登場も2025年3月~4月となる可能性が高そうだ。もっとも、アップルの社内事情や全世界のサプライチェーン情勢は流動的であり、まだ確かなことは何もない。今後の続報を待ちたいところだ。
- Source: @negativeonehero
- via: Wccftech