期待しすぎると空振りに終わるかも

今週中に新型iPad Airやminiが発表?第3世代Apple Pencilのみ?錯綜する噂

Image:serhatctk/Shutterstock.com

今週アップルがiPad Air、iPad mini、無印iPadの新型モデルを発表すると噂される一方で、著名ジャーナリストがそれに否定的な見解を表明したり、結局は第3世代Apple Pencilだけが登場すると予想されるなど、さまざまな情報が錯綜している。

発端は海外メディアSuperchargedが、一連の新型iPadが今週中に、早ければ10月17日にも発表される可能性があると主張したことだ。

アップルのメディア計画に詳しい情報筋によると、発表は公式サイトとYouTubeチャンネルで行われ、派手はイベントは行われないとのこと。今回の新型モデルは「より高速で効率的なチップを搭載した、マイナーなスペックアップ」になるという。

次期iPad miniの登場が近づいていることは、複数の情報源が発信してきた。著名リーカーShrimpApplePro氏も2023年内での発売を示唆したほか、9to5Macもリリース準備中との裏付けが取れたという

しかし、アップル内部に情報源を持つBloombergのMark Gurman記者は、ニュースレター「Power On」最新号にて「より高速なチップを搭載した新しいエントリーレベルのiPad、iPad Air、iPad miniはすべて開発中だが、重要なアップデートが差し迫っているとは思えない」と否定的なコメントをしている。

さらに日本のアップル情報サイトMACお宝鑑定団はiPad本体のアップデートではなく、「Apple Pencil 3」が発売されると主張。以前リーカーのMajin Bu氏が述べていた、交換可能なマグネットチップ(ペン先)が付属する第3世代モデルである

第2世代のApple Pencilは2018年10月末に発売され、交換用チップも付属している。2018年以降のiPad Proモデル、2020年以降のiPad Airモデル、最新のiPad miniに対応し、磁石で取り付けてワイヤレス充電が可能だ。

その一方で、第10世代iPadと一部の旧モデル向けに、初代Apple Pencilも引き続き販売している。いまだにLightningコネクタを備えており、すでにUSB-Cに移行したモデルには直挿しできず、ペアリングと充電のために変換アダプタが必要である。

今月初めにiOS 17.1ベータから、「USB-Cポートから充電するApple Pencil」への言及が発見されtていた。

とはいえ、最新のiPad ProやiPad Air/mini用ではUSB-Cポートは不要であり、「全てのiPadに対応したUSB-C搭載Apple Pencil」は考えにくい。今のところ情報が不足している感があるが、今週中に発表が本当であれば、まもなく明らかになるだろう。

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