ストレージへのアクセス速度は遅いまま?
Pixel 8シリーズとPixel Watch 2、ストレージやバッテリー容量が判明か
10月4日の「Made by Google」イベントが近づくなか、次期Pixel 8シリーズとPixel Watch 2の様々な噂話が相次いでいた。最新のリーク情報では、スペックやバッテリーサイズなどの詳細が明らかにされている。
ドイツメディアのWinFutureは「公式マーケティング画像」とともに、主要スペックにも言及している。まずPixel 7は6.17インチFHD(2,400×1,080)画面で120Hz対応、RAM 8GB、128GBまたは256GBストレージを搭載しているとのこと。
またPixel 8 ProはQHD+(3,120 x 1,440)の6.7インチ画面、12GBのRAM、ストレージは128GB/256GB/512GBの3種類になるという。いずれもディスプレイ解像度は前世代と変わらないが、Pixel 8の最大リフレッシュレートは向上。これらは、著名リーカーKamila Wojciechowska氏も述べていたことだ。
ただし気になるのが、最低ストレージ容量が128GBとされていることだ。両モデルに採用される「Tensor G3」チップはサムスンのUFS 4.0規格に対応し、アクセス速度や電力効率が大幅に向上するとの予想もあった。
が、サムスンは128GB対応のUFS 4.0チップを製造していない。そのため、前モデルと同じUFS 3.1チップを使い、アクセス速度も元のままという可能性が生じた格好だ。
今回のリークは、カメラの仕様にも触れている。両モデルともメインセンサーはサムスンGN2を採用し50MP(5,000万画素)。そしてPixel 8 Proの超広角カメラは64MPでソニーIMX787センサー、5倍望遠カメラには48MPのサムスンGM5が採用されるとのこと。
かたやPixel 8の超広角カメラには12MPのソニーIMX386センサーが採用され、自撮りカメラには11MPのサムスン製センサーが搭載されるという。
特に注目すべきは、メインカメラにGN2センサーが採用されるとの見通しだ。この新型センサーは「スタッガードHDR」に対応し、前モデルと画素数は同じでも画質は向上する可能性がある。
またPixel 8とPixel 8 Proのバッテリー容量は、それぞれ4,600 mAhと5,100 mAhとのこと。どちらも前モデル(4,355mAhと5,000mAh)よりわずかに増えている。
ほか、Pixel Watch 2のスペック情報もあり。まずバッテリー容量は306 mAhであり、初代モデルの294mAhから微増。これは既出の情報ではある。
さらに1.2インチの有機ELディスプレイ、2GBのRAM、16GBのストレージ、そして健康センサーの追加にも言及。クアルコムの新型チップSnapdragon W5 Gen1が搭載されることも、複数の情報源が主張してきた。
今回のリークは以前の噂話と重複する部分も多いが、Winfutureは未発表製品の予想につき確かな実績があり、しかも発表イベント直前だけに信ぴょう性も高い。すでに米国での価格も報じられていたが、急激に円安が進むなか、日本での価格のゆくえが懸念されそうだ。
- Source: Winfuture
- via: 9to5Google