iPhone 15発表は9月12日(米現地時間)とのこと
M3搭載iMacや13インチMacBook Air/Pro、10月発表か。ただしイベントなし?
まもなく9月に「iPhone 15」発表イベントが開催される見通しだが、その後に関心が集まるのが新型Macだろう。新型iPhoneがお披露目された1か月後にMacイベントが行われる年もあるが(2020年~2021年など)昨年10月には開催されなかった。
では、今年はどうなるのか。新型チップ「M3」搭載Macが発表されるものの、特にイベントはなく、プレスリリースだけかもしれないと著名ジャーナリストが示唆している。
アップル未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、ニュースレター「Power On」にて、2023年の(新型)iPhoneとApple Watchは9月12日に発表されると主張。これは米9to5Macの9月13日説と概ね一致しており、「9月の第3週に開催」となる可能性は高まったようだ。
iPhone 15発表イベントの構成は「iPhone 14の発表と同じ」とのこと。すなわち事前に収録されたビデオをオンラインで公開しつつ、一部メディアをApple Parkに招いてハンズオン(新製品体験会)も行われるようだ。
それに加えて「また、10月に別の発表会がある – おそらく初のM3 Macのために。それは正式なイベントとして位置付けられるかどうかは不明である」とのことだ。
新型Macがプレスリリースのみで発表されることは、前例がいくつかある。たとえばM2シリーズチップ搭載のMacBook ProやMac miniの発表に際しては、特にイベントを行わなかった。またインテルチップ搭載時代には、筐体が大幅に刷新された後は、マイナーチェンジ版はウェブでの発表で済まされていた。
もっとも、アップル社内でもイベントを開催するかどうかは、まだ決めかねているのかもしれない。
上記のM2 MacBook Pro/Mac miniにせよ、アップル幹部らがイベントさながらに紹介する動画が公開されていた。一度ビデオを収録してしまえば、まとまったイベント形式にするか、単に公式YouTubeチャンネルで公開するに留めるかは、いつでも変更できるはずだ。
どのモデルが10月に登場するのか? 次期24インチiMacと13インチMacBook Air、13インチMacBook Proが登場するとGurman氏は予想していた。
なぜなら15インチMacBook AirやMac Studio、Mac Proは今年6月に発売したばかり。そして14/16インチMacBook Proも2月の発売から日が浅いことから、消去法で3つが候補に挙がっている次第だ。
これら3機種は全てエントリーモデルのため、M3のベースチップが搭載されるはず。それから数か月後、おそらく2024年後半に「M3 Pro」や「M3 Max」を搭載したMac miniや14/16インチのMacBook Proが登場する展開となるのだろう。
- Source: Bloomberg
- via: AppleInsider