Apple Watch Ultra 4、大規模デザイン刷新か。センサー強化などで出荷30%増予想も

アップルは今秋、15以上の新製品を投入するとの見方もある。その1つとされる「Apple Watch Ultra 4」について、2つの大きなアップグレードが導入されると報じられている。
昨年夏、台湾メディアDigiTimesは、Apple Watch Ultra 4に関する初期予想を伝えていた。その際には、デザインの「大幅な再設計」やセンサー数の倍増、さらに電力効率の大幅向上が盛り込まれるとされていた。 しかし、それ以降は次世代Ultraモデルに関する噂がほとんど途絶えていた。
そんななか、DigiTimesが改めてApple Watch Ultra 4の続報を伝えている。新モデルには以下の変更が加わるという。
- 「大規模な再設計(major redesign)」あるいは「完全再設計(full redesign)」と表現される大きなデザイン変更
- 「センシング機能の大幅なアップグレード(significant upgrade to sensing functions)」
市場関係者は、これらの変更により、前年モデルとされるApple Watch Ultra 3比で出荷台数が20〜30%増加する可能性があると見ているとのことだ。
また、健康関連センサーの強化については、他の情報源とも一致している。中国の著名リーカーInstant Digital(刹那数码)氏は、Touch ID導入を否定する一方で、大容量バッテリーや健康関連機能の充実が優先されると主張している。
今回のDigiTimes記事では、この健康センサー強化が、アップル向けにセンサーを供給しているTaiwan-Asia Semiconductor(TASC)にとって大きな追い風になるとされている。「新製品は早ければ7月にも大量発注を引き起こす可能性があり、下半期の恒例の繁忙期において、上半期を上回る業績が期待されている」とのことだ。
なお、これまでApple Watchの通常モデルとUltraモデルで、健康関連機能が差別化された前例はない。心拍、ECG、血中酸素、皮膚温、睡眠時無呼吸通知などは共通であり、Ultraモデルは耐久性やバッテリー、水深計、水温計などアウトドア向け機能の追加に留まっている。次期モデルでUltraのみ健康関連機能が強化されたなら、Apple Watch初のこととなる。
さらにアップルは今年、初の折りたたみiPhone「iPhone Ultra」を投入すると噂されているほか、タッチパネル搭載の「MacBook Ultra」や、カメラ搭載の「AirPods Ultra」が登場する可能性も取り沙汰されている。年末商戦に向け、アップルは「Ultra」ブランドの強化を本格化させるのかもしれない。
