今年秋の「iPhone Fold」の成否しだい

アップルが「縦折りiPhone」を再検討との報道

多根清史

Image:AlexandrBognat/Shutterstock.com

アップル初の折りたたみiPhoneが今秋に登場すると噂されるなか、より小型のクラムシェル型(縦折り型)も検討していると報じられた。

同社の内情に詳しいブルームバーグのMark Gurman記者は、ニュースレター「Power On」の最新号にて、これを初の折りたたみiPhoneに続く「今後の展開」の一環として伝えている。

アップルがサムスンのGalaxy Z Flipに似たモデルを模索しているとの噂は、今回が初めてではない。2024年にThe Informationは、社内に「クラムシェルのように折りたたむモデル」の試作機が少なくとも2つ存在すると報じていた。しかし、最終的には横折り型が優先され、それが2026年内にデビューする見通しだ。

現在、そのアイデアが再び検討の俎上に載っているようだ。Gurman氏によれば、「アップルの社内ラボでは、別の折りたたみデバイスが検討されている。それは正方形のクラムシェル型折りたたみ電話である」という。

もっとも、この製品が市場に投入される保証はまったくない。それでもアップルは、「初の折りたたみiPhoneが市場の需要を十分に掘り起こし、顧客が従来のスレート型(板状)と同様に、多様な形状やサイズを求めるようになること」に賭けていると伝えられている。

リリース時期が想定されていない点を踏まえると、この構想は極めて初期段階にあるとみられる。それでも、将来的にアップルが折りたたみiPhoneのバリエーションを拡充させる可能性は高いようだ。

さらにGurman氏は、アップルがより大型のブック型(横開き)モデルを開発する可能性についても言及した。昨年、同氏は約18インチの折りたたみiPadが検討されていると報じたが、その価格は約3000ドルに達する可能性がある。

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