より大胆なデザイン刷新は「iPhone 18」に持ち越しか

「iPhone 17 Pro」用ケースの姿が公開。カメラ配置の大幅変更を裏付け

Image:HelgaQ/Shutterstock.com

アップルの次期「iPhone 17 Pro」モデルに関する噂が次々と届けられるなか、著名リーカーのSonny Dickson氏が公開した保護ケースの画像が、背面カメラの配置が変更される可能性を示唆している。 

iPhone 17 ProおよびiPhone 17 Pro Maxでは、背面カメラのバンプ(突起)が大幅に再設計され、従来の左上にあった四角いモジュールが、デバイスの上部全体に広がる長方形のバーに置き換えられる見込みだ。この新しいレイアウトは、Google Pixelスマートフォンで見られるカメラバーと似ている。

数年にわたりiPhoneは同じ前面デザインを維持しているが、背面は視覚的な変更が加えやすい部分の一つである。これまでにリークされたCADレンダリング画像や部品では、左側に3つのレンズが三角形に配置され、LiDARスキャナーやマイク、フラッシュは右側に移され、より左右対称のデザインとなっている。

アップルがデザインを変更する理由は明らかではないが、より大型のコンポーネントやベイパーチャンバーなどの冷却システムの搭載、より正確な深度マッピングのためにセンサー間の距離を空ける、あるいはロジックボードの小型化に伴う内部パッケージングの効率化などが考えられる。

また、インターネット上には背面がツートンカラーの予想画像が出回っているが、信頼性の高いジャーナリストはカメラ部分も同じ色になるとして否定している。iPhone 17世代では視覚的に落ち着いた方向性となり、より大胆なデザイン変更は2026年の20周年記念モデルに持ち越されるようだ。

アップルは9月中旬頃に、iPhone 17標準モデルと超薄型のiPhone 17 Air、iPhone 17 ProおよびiPhone 17 Pro Maxを発表する見通しだ。その価格に関しては、米トランプ大統領が最大のiPhone製造拠点である中国からの輸入に125%の関税を課したため(4月10日時点)不透明だが、米国市場では10〜19%値上げするか、、全世界的に3〜6%値上げする可能性が高いととのアナリスト予測もある

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