猛暑による計画停電が生産に及ぼす影響が気になるところ

第10世代iPad、デザイン大幅変更で「9月発売」の可能性が浮上

Image:Konstantin Savusia/Shutterstock.com

第10世代iPad(いわゆる無印iPadの次世代モデル)の噂が活発化しているなか、9月発売に向けて生産中であり、「大きな」デザイン変更があるとのサプライチェーン情報が届けられている。

この噂の発信源は、台湾の電子部品業界情報誌DigiTimesの報道だ。それによると、アップルは第10世代iPadはすでに量産中であり、そのデザインは大きく変えられているという。具体的にどう見かけが変わるか、詳細は明らかにされていない。

ただ、それと合わせて伝えられている中国での生産事情が気になるところだ。DigiTimesの情報筋は、中国政府が四川省の工場に課している「一時的な電力制限」、つまり計画停電の影響を懸念しているという。猛暑の中で家庭用電力を確保するため、同省内19都市の製造業などに20日まで電力使用が制限され、この間は大半の工場が生産の一時停止を命じられたと主張されている。

こうした状況は、米Reutersも伝えていることだ。さらに有名アナリストMing-Chi Kuo氏はこれを受けて「成都(Foxconn)と重慶(Compal)のiPad組立工場に影響を与える可能性がある」とツイートしている。

ただしKuo氏は、20日までに計画停電が終われば、影響も限定的なものに留まるだろうと付け加えている。

これまでの噂を総合すると、第10世代iPadの外見はベゼルがわずかに細くなり、それに伴いディスプレイは10.5インチと大型化(現行モデルは10.2インチ)、Lightning端子に替えてUSB-Cポートを採用、背面カメラが突き出たフラットエッジの筐体、といったところだ。

かたや中身のハードウェアは、より高速なA14 Bionicチップ(iPhone 12や第4世代iPad Airと同じ)を搭載し、Cellularモデルでは5Gに対応。そしてイヤホンジャックもなくなる可能性があるとも言われている。

現行の第9世代iPadが発表されたのは、2021年9月のiPhone 13イベントにおいてのこと。第10世代はおそらく、M2搭載iPad Proとともに今年10月発表と予想されるが、果たして9月となるのか。また需要を満たす台数を出荷できるかどうかということにも注視したい。

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