「1枚のガラス板のように見えるiPhone」がついに実現?
iPhone、2026年の20周年記念モデルで「大変革」か

アップルは、来年(2026年)のiPhone発売20周年に向けて大規模な刷新を準備している一方で、今年登場予定のiPhone 17 Proモデルには大きな変化がないと、著名なジャーナリストが報じている。
この20周年記念モデルには、以前から噂されている折りたたみバージョンや、よりガラスを多用した大胆なProモデルが含まれるとされている。計画通りに進めば、元デザイン最高責任者ジョニー・アイブが目指していた「1枚のガラス板のように見えるiPhone」に近づくことになる。つまり、デバイスの前面全体がディスプレイに覆われ、画面が継ぎ目なく側面に流れ込むようなデザインが実現するというわけだ。
この変化は、今年後半に発売とみられる超薄型の「iPhone 17 Air」から始まり、来年の20周年記念モデル「iPhone 18 Pro」へと続いていく見通しである。かつてGurman氏は、iPhone 17 Airについて「より良いものへのステップに過ぎない」と語り、今後すべてのiPhoneが薄型化する先駆けとなると示唆していた。
一方で、iPhone 17 Proモデルのデザインには大きな刷新はないと予想されている。正面から見た場合、iPhone 17 Proは前モデルのiPhone 16 Proとよく似ているが、背面カメラには意味のある違いがあるとのことだ。
初期の情報では、iPhone 17 Proのダイナミックアイランドの切り欠きが小さくなるとされていたが、それは実現しない見通しのようである。
さらにGurman氏は、iPhone 17 Proの背面がツートンカラーにはならず、カメラ部分も本体と同じ色になると述べている。インターネット上には、シルバーの本体にダークブラックのカメラ部分が目立つ予想レンダリング画像がいくつも出回っているが、少なくとも配色に関してはその可能性が否定されたことになる。
つまり、デザインはiPhone 16 Proから大きく逸脱するわけではないが、Pixelスマートフォンのようなカメラバー、すなわち背面を左右に横断するような構造が採用される可能性は依然として残されているようだ。