Gクラスは衝突後、横転

テスラCybertruck、メルセデスGクラスに衝突され荷台がもげる

Image:CBS News Texas

米テキサス州で発生した複数台の自動車が絡む事故で、頑丈だと宣伝されているはずのテスラCybertruckが、荷台から真っ二つになった。これは、最近のテスラ不買運動とはまったく関係ない事故だ。

事故の原因は、フォード・マスタングやフォード・Fシリーズ、ヒュンダイ・サンタフェ、テスラのセダン車などが並んで駐車していたところへ、メルセデス・Gクラスワゴンが制御を失って突っ込んだこと。メルセデスのドライバーには、何かの発作のような深刻な問題が発生したようで、容態不明のまま病院搬送されたが命に別状はないという。また、他にはけが人などは出ていない。

ただこの事故が報道され、それを観た人々は、これまでに何度となく頑丈だと宣伝されてきたCybertruckが荷台から完全に引きちぎれてしまっている様子に注目している。メルセデスはCybertruckに最後にぶつかったようだが、車が受けた損傷は最も大きかった。

大きな衝撃があったことは間違いないが、他の車の損傷がそれほどでもない一方で、サイバートラックの荷台がトラックのフレームから引きちぎられているのを見るのはやはり驚きだ。

イーロン・マスク氏は以前、Cybertruchは「超硬質ステンレススチール製外骨格」外骨格構造をもち、分厚い装甲によって防弾性能もあると説明していた。だがElectrekは、Cybertruckは従来のユニボディ システムに非常に近い構造をしており、外装部には主にステンレススチールを使用し、フレーム部分の多くにはアルミニウムであることを指摘する人もいると述べている。

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