Apple IntelligenceをRAM 8GBで動かすのは厳しいはず

「iPhone 17 Pro/Pro Max」の望遠カメラは48MP、RAMは12GBに強化か

Image:Framesira/Shutterstock.com

今秋に発売が予想される「iPhone 17 Pro」および「iPhone 17 Pro Max」の望遠カメラが、iPhone 16 Proモデルの12MPから48MPにアップグレードされると、著名アナリストが述べている。

この情報は、中国の大手総合証券会社GF Securitiesの調査ノートに基づくもので、Jeff Pu氏が主張している。つまり、iPhone 17 Proモデルの3つのカメラ(メインカメラ、超広角カメラ、望遠カメラ)がすべて48MPになるということだ。

また、iPhone 17 Proモデルの搭載RAMは、iPhone 16 Proの8GBから12GBに増強されるという。こうしたRAMの強化は、Apple Intelligenceおよびマルチタスクのパフォーマンス向上に貢献するだろう。

さらに、iPhone 17 ProとiPhone 17 Pro Maxの画面サイズは、それぞれ前モデルの6.3インチと6.9インチを引き継ぐとのこと。どちらも、TSMCの第3世代3nmプロセス「N3P」で製造されたA19 Proチップを搭載するとPu氏は述べている。

iPhone 17 Proモデルの背面カメラがすべて48MPになるとの予想は、Appleのサプライチェーンに精通するアナリストMing-Chi Kuo氏や、信頼性の高い中国リーカー数码闲聊站(Digital Chat Station)氏も述べていたことだ。これに伴い、背面カメラのバンプ(突起部分)が正方形から長方形のカメラバー風に移行するとみられている

今回の記事には言及されていないが、前面カメラはiPhone 16シリーズの12MPから24MPに強化されるとPu氏は予想していた

また、iPhone 17 ProのRAMが12GBに増やされることも、複数の識者が伝えていた。Apple Intelligenceの開発は大幅に遅れているとされており、大容量のRAMを必要とする生成AIをわずか8GBで動作させることが難航している可能性もある。今後のフラッグシップiPhoneでは、RAMのさらなる強化が進むかもしれない。

関連キーワード: