「2026年の折りたたみiPhoneこそUltra」説もあり
iPhone 17 Pro Max、「iPhone 17 Ultra」に改名して複数の新機能で差別化か

ここ数年、アップルがiPhoneの最上位モデルに「Ultra」のブランド名を冠するとの噂が何度か報じられてきた。今年の「iPhone 17」シリーズでは、それがついに実現すると、著名リーカーが主張している。
韓国Naverのニュースアグリゲーター(特定のジャンルに関する情報通)であるyeux1122氏は、「iPhone 17 Pro Maxが “iPhone 17 Ultra” に変更される」との噂を、米国の投資レポートやサプライチェーンの動向に基づきまとめている。
それによれば、次期iPhone 17シリーズで噂されていた複数の変更点は、実は「iPhone 17 Ultra」(従来「iPhone 17 Pro Max」と予想されていたモデル)に限定されるとのことだ。
- ダイナミックアイランドの小型化
- ベイパーチャンバー冷却システム
- バッテリーの大容量化
著名アナリストのJeff Pu氏は昨年秋、iPhone 17 Pro Maxのダイナミックアイランドは大幅に狭くなると述べていたが、この主張は別のアナリストであるMing-Chi Kuo氏によって否定されていた。
yeux1122氏は、小型のダイナミックアイランドに必要な部品の供給量が、iPhone 17 ProとiPhone 17 Ultraの両モデルをカバーするには「不十分」であるとして、より大型のUltraモデルにのみ搭載される可能性を示唆している。
また、ベイパーチャンバー冷却システムも「Ultra」モデルに限定されるとのことだ。これは、Proモデルの両方、あるいはiPhone 17シリーズの全モデルに搭載されるとの噂と相反するものとなっている。
さらに、「Ultra」モデルのみバッテリーが大型化し、厚みが増すとされている。この点については、これまでの噂と一致している。
今回の報告では、iPhone 17シリーズに超薄型の「Air」モデルが加わるとの噂にも言及されている。それに合わせてアップルは「Ultra」ブランドを導入し、既存の「Pro」や「Max」との差別化を図るつもりとのことだ。そのため、Ultraモデル限定の新機能が増えることになるという。
つまり、iPhone 17シリーズのラインナップは次の通りと予想されている。
- iPhone 17
- iPhone 17 Air
- iPhone 17 Pro
- iPhone 17 Ultra
この差別化戦略により、より高度な機能を備え、より高価な「Ultra」モデルの価格設定を正当化しやすくなるだろう。
また、アップルはすでに「Air」「Pro」「Ultra」といったブランド名を、さまざまな製品カテゴリーで確立している。たとえば、Airは軽量で一般ユーザー向け、Proモデルは高性能を求めるプロフェッショナル向けという位置付けだ。また、Apple WatchやMシリーズチップに使われる「Ultra」は、より優れた機能を持つ最高クラスの製品を意味している。
もっとも、アップルの未発表製品に詳しいBloombergのMark Gurman記者は、2026年に登場する折りたたみiPhoneの製品名が「iPhone Ultra」になると予想している。「折りたたみ以上のステップはなく、折りたたみこそが究極であり、ウルトラな表現である」と考えられるためとのことだ。
まだiPhone 17シリーズの発売まで数か月、折りたたみiPhoneは1年以上先となるため、アップル社内でも議論が続いている可能性がある。今後、信頼できる情報筋からの続報を待ちたいところだ。
- Source: Naver Blog
- via: MacRumors