カメラとスピーカーの弱さを大画面で補う?
超薄型の「iPhone 17 Air」、Pro Maxモデルと同じ6.9インチ画面か

アップルが開発中と噂の超薄型モデル「iPhone 17 Air」は、ほとんどの情報源が約6.6インチになると伝えてきた。「iPhone 17 Pro」(約6.3インチと推測、以下同)と「iPhone 17 Pro Max」(約6.9インチ)の中間に位置するというわけだ。
だが、複数のリーカーらがiPhone 17 AirとiPhone 17 Pro Maxは同じ寸法で、唯一の違いは厚みだけだと主張している。
まず著名リーカーのIce Uiverse氏はXにて、iPhone 17 AirとiPhone Pro Maxは本体の長さ、幅、画面サイズ、ベゼル幅が同じだと述べている。iPhone 17 Airの厚みは5.5mmだが、iPhone 17 Pro Maxの厚みは8.725mmとのことだ。同氏は以前も、iPhone 16 ProとPro Maxの寸法を公式発表前に正確に予想していた。
今回もこれらの寸法が正確であるなら、iPhone 17 Pro Maxは現行のiPhone 16 Pro Maxの8.25mmよりも厚みを増すことになる。
もう1つは、Majin Bu氏がYouTuberのiDeviceHelp氏と共同で作成した動画である。ここではiPhone 17、iPhone 17 Air、およびiPhone 17 Pro Maxの「内部文書」に基づくダミーモデルが公開されているが、やはりAirとPro Maxは同じサイズのように見える。
iPhone 17 Airの画面サイズが約6.6インチ(6.55インチの切り上げ)との説は、ディスプレイ専門アナリストRoss Young氏や、アップルのサプライチェーンに精通するMing-Chi Kuo氏らが唱えていたものだ。対角6.6インチと6.9インチとでは、画面面積が約9.8%も異なることになる。
また、Ice Uiverese氏はiPhone 17 Pro Maxのフレームは前モデルと変わっておらず「iPhone 16 Pro Maxと同じ」だと述べている。同氏の情報がすべて正確であれば、iPhone 17 AirとiPhone 17 Pro Maxの厚さ以外の寸法は次の通りとなる。
- 高さ : 163 mm
- 幅 : 77.6 mm
- ディスプレイ : 対角 6.9インチ
- 画面ベゼル幅 : 1.15 mm
iPhone 17 Airは背面カメラはシングル、スピーカーが2つではなく1つ、物理SIM非搭載でeSIMのみと予想されている。それら限られたスペックを「超薄型で大画面」により補う戦略かもしれない。
- Source: Ice Universe(X)
- via: MacRumors