M2とM3モデルは販売終了
アップル、M4搭載「MacBook Air」発表。新色スカイブルー、12MPセンターフレームカメラ搭載

アップルは5日夜、M4チップと強化されたカメラを搭載した13インチおよび15インチMacBook Airを発表した。すでに予約注文を開始しており、3月12日に発売される。
価格は13インチモデルが16万4800円から、15インチモデルは19万9800円から(どちらも税込)。いずれも、前M3チップ搭載モデルと同じ価格である。
本体色は従来のミッドナイト、スターライトおよびシルバーに、新色「スカイブルー」が加わった。アップルは「光が表面に反射するとダイナミックなグラデーションが生まれる、美しいメタリックな淡いブルー」と表現している。これと入れ替わりに、スペースグレイが廃止された。全モデルとも、本体と同色のMagSafe充電ケーブルが付属している。

M4チップは、10コアCPU、最大10コアGPU、最大32GBのユニファイドメモリをサポートしている。アップルいわく、新型MacBook AirはM1モデルよりも最大2倍高速とのこと。Neural Engineは最大3倍高速で、写真の自動補正やビデオからの背景ノイズ除去などのタスクを大幅に高速化するという。バッテリー駆動時間は最大18時間と公称されるが、これはM3モデルと同じだ。
なおM3チップとの比較では、M4はシングルコアおよびマルチコア性能の両方で約20%高速になっているとの検証結果が出ている。
また新たなディスプレイエンジンにより、M4 MacBook Airは内蔵ディスプレイに加えて、最大2台の6K外部ディスプレイにも対応している。M3モデルよりも1台増えた格好である。

ほかM3モデルとの大きな違いは、12MPのセンターフレームカメラが搭載されたことだ。ビデオ通話中にユーザーが動き回っても自動的にユーザーをフレームの中心に保ち、またユーザーとデスクを上から見た映像を同時に表示できる「デスクビュー」にも対応している。

なお、アップルはオンラインストアからM2およびM3搭載MacBook Airを削除済みだ。どちらも直前まで新品を購入できたが、記事執筆時点での「MacBook Air」はM4モデルのみとなった。
- Source: Apple